【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第249回 大精霊について書かれた書がモチーフの“アルマデル”!!

第249回 「アルマデル」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“アルマデル”を大紹介!!

▲緑の魔導書・アルマデル

 今週も、懐かしの“魔導姫”シリーズからモンスターをピックアップして解説しようと思う。

 ここまで、赤の魔導書・テウルギア、青の魔導書・アルス=パウリナと紹介してきたので、今回は……!!

 モンスターNo.1753!! “緑の魔導書・アルマデル”にご登場願おう!!

 アルマデルが初めてパズドラに現れたのは、いまからじつに9年以上も昔の2014年12月。スペシャルダンジョン“グリモワール 降臨!”のボスのひとりとして、パズドラーの前に出現したのである。

 前回、前々回の記事でも書いたけど、このグリモワール降臨のダンジョンは、当時としてはかなり珍しい構成になっていたんだよね。道中に現れるモンスターはランダムに変化し、ボスも3種(テウルギア、アルス=パウリナ、アルマデル)の中から毎回毎回違うモノが現れたり……。登場モンスターが変化するダンジョンって、いまではわりとよく見かけるけど、当時はかな~り画期的な演出だったんだよなー。昔は属性縛りで遊んでいるプレイヤーも多く、目当ての属性の魔導姫を必要数集めるまで、延々とこのダンジョンに潜り続けたりしたものだ。
 
 ちなみに、筆者は昔から木属性オンリーのプレイヤーなので、グリモワール降臨ではアルマデルだけを狙ってダンジョン周回していた。でもそういうときに限って物欲センサーが働き、何度やってもテウルギアかアルス=パウリナばかりが出て声にならない悲鳴をあげていたのであった(苦笑)。

 そんなアルマデルはテウルギアなどと同じく、中世ヨーロッパで流布した魔術書“グリモワール”のひとつ、『ソロモンの小さな鍵』の一部を指す言葉だ。天の4つの高度と黄道十二宮を統べる大精霊についての書で、アルス・パウリナと同じく、善なる精霊のみを取り扱っている。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

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次回は2月26日(月)更新!!

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