【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第250回 ピーキーな性能に角満も衝撃!? “アルス=ノウァ”を語る!!

第250回 「アルス=ノウァ」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“アルス=ノウァ”を大紹介!!

▲黄の魔導書・アルス=ノウァ

 

まだまだ続く、懐かしの“魔導姫”シリーズ。

 ここまで、スペシャルダンジョン“グリモワール降臨!”にボスとして現れるテウルギア、アルス=パウリナ、アルマデルをピックアップしてきたけど、今回は……ちょっと毛色が違う。

 そう、ダンジョンキャラではなく、レアガチャから排出される魔導姫シリーズを解説したいのだ。

 その第1弾は……!

 モンスターNo.1755!! “黄の魔導書・アルス=ノウァ”であります!!

 アルス=ノウァが初めてパズドラに登場したのは、いまから9年以上も前の2014年12月5日。前述の通り、レアガチャから出てくる“ガチャモンスター”として実装されたのである。そういう意味では、先に紹介した3体よりも実戦向きのキャラクターだったと思うわ。

 しかし、立ち位置としては魔導姫シリーズの光属性担当になるので、イラストの雰囲気やまとっている空気感は、テウルギア、アルス=パウリナ、アルマデルと似通っているように感じる。

 アルス=ノウァの実装当時のリーダースキルは、「光属性の攻撃力が2.5倍、火属性の攻撃力が少し上昇。両方の属性を持つ場合、攻撃力が3.5倍」というものだった(進化後のもの)。攻撃倍率こそ現在の環境から見ると隔世の感すら覚えるけど、この“両方の属性を持つ場合”という発動条件は、いま見ても斬新だったなと感じる。こういうピーキーな性能のキャラはおもしろいな……と、当時も思ったものだ。

 そんなアルス=ノウァは、中世ヨーロッパで流布した魔術書“グリモワール”のひとつ、『ソロモンの小さな鍵』の一部を指す言葉。ソロモン王が神殿の祭壇で行っていた祈りの書……とされていて、魔術と聖なる知識について記されている。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

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次回は3月4日(月)更新!!

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