【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第251回 魔術書がモチーフのモンスター“ゴエティア”!!

第251回 「ゴエティア」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“ゴエティア”を大紹介!!

▲紫の魔導書・ゴエティア

 4週にわたってお伝えしてきた懐かしの“魔導姫”シリーズだが、ついに今回が最終回となる。

 ここまで、スペシャルダンジョン“グリモワール降臨!”にボスとして現れるテウルギア、アルス=パウリナ、アルマデルをピックアップし、さらに前回はレアガチャモンスターである“黄の魔導書・アルス=ノウァ”をピックアップした。そのトリを飾るのは……もちろん(?)、魔導姫シリーズにおけるもう1体のレアガチャモンスターだ。

 その名は……!!

 モンスターNo.1757!! 光のアルス=ノウァの対となる闇属性のモンスターの名は……“紫の魔導書・ゴエティア”だ!!

 ゴエティアが初めてパズドラに登場したのは、前述のアルス=ノウァと同じ。いまから9年以上も前の2014年12月5日となる。ダンジョンボスであるテウルギア、アルス=パウリナ、アルマデルとは異なり、ガチャから排出されるモンスターということで、ゴエティアはふつうに強いモンスターだったと思う。

 実装当時、進化後の“闇翔の魔導姫・ゴエティア”のリーダースキルは、「闇属性の攻撃力が2.5倍、木属性の攻撃力が少し上昇。両方の属性を持つ場合、攻撃力が3.5倍」という、じつにトリッキーなものだった。この、ふたつの属性に掛かるリーダースキルって現在もほとんど見ないので(筆者が使っていないだけかもしれないけど)、いま見ても非常に斬新。このへんを改良したモンスターが出てきてくれるとちょっとおもしろいな……と、ゴエティアを見て改めて思ったよ。

 さてゴエティアは他の魔導姫シリーズと同じく、中世ヨーロッパで流布した魔術書“グリモワール”のひとつ、『ソロモンの小さな鍵』の一部を指す言葉である。具体的な内容は、ソロモン王が使役した72人の悪魔を使って願望を叶えるための手順を記したもの。その際に必要な魔法円などのデザインと必要な呪文が書かれているとのことだ。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

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次回は3月11日(月)更新!!

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