【スプラトゥーン】SIGUMA師匠の爆速上達イカ道場!! 第73回 スプラトゥーン甲子園北海道地区大会DAY2 レビュー

決勝戦
「Libalent Calamari」 vs 「Crown Hunt」

続いては決勝戦に行われたプロチームLibalent CalamariとCrown Huntの試合から1戦目の「チョウザメ造船」をチェックしていこう。
 

 
イエローのインク「Libalent Calamari」の編成はL3リールガン、L3リールガン、パブロ・ヒュー、スプラチャージャーコラボ。
 

 
ブルーインクの「Crown Hunt」はL3リールガン、スプラスコープコラボ、L3リールガン、バケットスロッシャーデコと準決勝の海女美術大学とまったく同じブキ編成での決勝戦となった。


【序盤戦】

初動、イエローはパブロのみが地塗りをアバウトに行い他3名は速攻で中央に。ブルーは右サイドの通路や自陣を塗りながらの少し遅めのスタートとなりまずはイエローが中央を抑える形となった。
 

 
スタートから打開の展開となったCrown Huntだが、イカスフィアでの侵入を試みたイエローパブロを複数名で囲んで撃破。さらにブルーのチャージャーが高台から中央に展開するイエローのL3リールガンを2人連続して抜き、ブルーが一転して中央を奪い返した。


【中盤戦】

中央の打開を狙うLibalent Calamariだが、Crown Huntの守備が非常に固くペースを握ることができない。特にこの試合ではブルーのチャージャーの動きが素晴らしく、パブロの素早い動きやイカスフィアなどにも鉄壁の守備を見せる。
 

 
またCrown Huntは中央部を防衛しながらも、防御一辺倒になるのではない。
 
L3リールガンが相手陣内への侵入を試みたりイエローのチャージャーが立つ金網などにも、下から頻繁に攻撃をしかけるなど相手に打開の前段階も作らせないようにする立ち回りが非常に上手く、Calamari側にはピンチが常時点灯する非常に苦しい試合展開が続く。
 


【終盤戦】

残り時間1分となるも変わらずCrown Huntペースが続く。
Calamariはスペシャルをためて打開を試みるも、要所要所でブルーのチャージャーが絶妙な射撃で相手を倒し打開のきっかけが作れない状況。
 
そしてこのまま試合終了かと思われた残り時間15秒。
中央でのせめぎ合いから、ブルーバケットスロッシャーのイカスフィアの爆発でイエローが1人倒され絶対絶命となった状況であったが、ここからCalamariが底力を見せつける!
 

 
中央左サイドでL3リールガン同士の撃ち合いを制したCalamariが相手陣内に侵入。同時に中央右サイドでもイエローのチャージャーがバケツとの至近距離でのバトルに撃ち勝ち一転して数的有利を作り出してブルー陣内へ流れ込む。
 

 
ここから残りの数秒間で考えられる最適解とも言えるような怒涛の塗り返しを見せたカラマリであったが、ジャッジは45.9%vs49.2%の僅差でCrown Huntが勝利を収めた。
 
負けはしたものの、試合時間があと1秒残っていたら勝敗は逆転していたと思われるLibalent Calamari凄まじい底力を見せてくれた試合であった。


まとめ

次回のスプラトゥーン甲子園地区大会はオンラインでの大会が予定されている。
 
1月19日にリーグマッチ形式で行われた予選の上位8チームによって、2月2日の代表決定トーナメントが行われる形だ。過去の地区大会に出場した強豪チームなども参加してくると思われるので、アップデート後のナワバリ環境でどのような戦いが繰り広げれるか注目しよう!
 

SIGUMA
実況グループ「YOUNG☆MAN」所属の元プロゲーマー。2004年にHALO WORLDWIDEチャンピオンシップで世界5位となり、日本人として初めてスポンサー契約に成功した。イベント解説者としての顔も持ち、そのわかりやすい解説に定評がある。
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次回は1/28(火)更新!!

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