【角満のエルデンリングプレイ日記53】忘れ物の回収に

すっ飛ばしたいんだけど……!

 満月の女王レナラとの激闘を書き切ったことを受け、

 「ヨシッ!!w 『エルデンリング』が発売されてからまもなく半年になろうとしているので……ぼちぼち道中の話はすっ飛ばして、ここから立て続けに起こるボス戦のことだけ書いていこうかな!!!

 そう決意した俺。

 そこで、レナラ戦以降に撮影した数千枚のスクショ(マジで数千枚あります)を順番に見ていったんだけどさ……!

 「あ! こんなことあったなぁ!! 書かないと!」

 「こいつ!! ザコのくせにめっちゃ強かった!! これも書かないとだ!!」

 「この場所、ヤバいんだよ!! 書かないとだなあ!!」

 どれもこれもイヤな思い出とともにあるスクショで、数ヵ月前に体験したところだってのに鮮明に当時の情景がフラッシュバックされてくる……w 『エルデンリング』はあらゆるシーンで、俺にトラウマを植え付けてくれたのだ。

 けっきょく、最終的には、

 「もう、すっ飛ばすなんて小癪なことを考えていないで、全部書いていったほうがいいんじゃね??」

 なんて結論に達しそうに……ww

 いやでも、さすがにそういうわけにもいかないので、今後はとくにお見せしたい場面をつまんで書いていこうかなと考えております。

 でも、その前に。

 レナラを倒した後、俺はしばらく魔術学院レアルカリアの周囲をウロウロして、取りこぼしの回収を行っていた。そしてそのときも前述の、

 「こんなことあったなぁ!! 書かないと!!w」

 というモードになってしまったので、駆け足で綴っていければなと思います^^; ……こういうことをしているからなかなか先に進まねえんだよ……と自覚しつつw

 レナラを倒した直後、最初に俺が行ったのは↓この行為でありました。

 学院正門前の祝福から北の橋を進んだところに赤サインがあり、

 「これは!! 闇霊となって侵入し、誰かを倒せのサイン!!

 と、テールランプ2回点滅アイシテルのサインみたいなことを言いながら(わからない人スミマセン)、誰かの世界に侵入したのである。

 この、闇霊となって誰かを倒しにいく……っていうイベント、妙な緊張感があって怖いんだよね……((゚Д゚;))

 闇霊が俺の世界に入ってくるのも「ドキッ!!!」とするけど、こっちが侵入側になるってのもジワジワと心臓に迫るものがあるというか……。

 この世界で俺は、間違いなく招かれざる客なのだ。

 その悲しき現実を受け入れながら、主となっている誰かを倒さねばならない……!!

 でも、今回の闇霊行脚はひとりではなく、要所でプレイヤーの前に現れて助言をしてくれる“血の指の狩人”、ユラも参戦してくれたから心強かった。

 これならば、敵のヘイトは俺とユラに分散するので、討伐作業も楽に行えるのでは……!

 ブッシャアアアア!!!!www

 「!!!?!?!?!」

 「あなたは死亡しました。元の世界に戻ります」

 ……って、あっさりやられすぎてツラぁぁぁあああ!!!!www 相棒のユラ、明らかに呆れてうなだれてるじゃんよお!!!!><

 ここにいた強敵は“血の指、カラス山の凶手”という男(いや知らんけど)で、その後も何度か殺されてしまったよ……((゚Д゚;))

 強敵だったがゆえにスクショを撮るヒマもほとんどなく、残っているのは、

 どうにかこうにか倒したところ……なんだけど、慌てて撮影したので敵の姿がほとんど映っていないダメ写真^^; まあ、倒せたのでよかったんだけど。

 さらに!!

 カラス山の凶手との激闘も冷めやらぬうちに、俺はさらに進軍を試みる。つぎに向かったのは……!

 ここ、どこかって言うと、魔術学院レアルカリアの崖下で発見した“学院の結晶洞窟”っていうダンジョンだ。その最奥まで進んだところ、この先にボスがいることを約束する悪夢の霧があった……ってわけ。

 こんなところまで来てしまったら入らないわけにもいかず、

 「失礼しま~~~す……」

 上司の家にお呼ばれしたときのようにおずおずと挨拶をしながら中に入っていったのだ。

 すると……!!

 上司ふたりも出てきたぁぁぁああああ!!!(汗)

 うおおおお……!! ただでさえ面倒な“結晶人”が、2匹連なって攻撃してきたよ!!!! しかも、物理攻撃の槍と、魔法攻撃の杖という遠近両方で迫ってきやがって……!!

 くっそ……!!>< あとちょっとで槍を消せたのに……!!><

 さすがに初見クリアーは無理だったんだけど、とりあえず1匹倒せればあとはなんとかなるような気がしたので、

 すぐさまリベンジマッチ!! 今回も槍のほうを集中的に攻撃したところ……!

 パッキャァァァァアアアン……!!

 よし!!! 結晶人:槍、ついに撃破!!!

 でもよく見ると、すでに回復の聖杯瓶がひとつしか残っていないという消耗戦になっており、以降は慎重に慎重を期した立ち回りになったんだけど……!

 ぐっさぁぁああああ!!!www

 結晶人も、ひとりになっちまえば並みの実力!! このまま畳みかけてぇ……!!

 キラキラキラ~~~ん……!

 うおおおお!!! これにて学院の結晶洞窟、完全制覇ぁぁぁあああ!!!www

 報酬として、

 “結晶の解放”をもらい、俺は意気揚々とつぎの土地に向かって歩き出したのであった。

 続く。

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『ELDEN RING』公式サイト:
https://www.eldenring.jp/

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / ©2022 FromSoftware, Inc.