【角満のエルデンリングプレイ日記65】坩堝の騎士(1)

こんなところに強敵が……

 前回の記事の最後で、

 「この直後、俺は赤獅子の炎と並んで旅の後半で頼りっきりになる“とてつもない戦技”を見つけることになるのである」

 と書いた通り、予定では変幻自在の忍者戦技“猟犬のステップ”を手に入れるまでのドタバタを書こうと思っていたんだけど、スクショリストを見ていたところ、

 「あ!! その前に、こいつらのことを書かねば!!!

 という重要事項を見つけてしまったので、そちらから片付けていきたいと思う。

 ラダーン将軍を倒してしまったので、赤獅子城のあたりにもう用はないと思っていたんだけど、『エルデンリング』は総じて、ボス撃破後もそのエリアの深部を冒険できるようになっていて、まだ見ぬアイテムや“裏ボス”みたいなヤツもけっこういたりするので油断してはいけない。

 この場所も、

 おっさんは「もうすべてが終わった」って顔をして(表情わからんが)座り込んでいたけど、改めてあたりを散策してみると……!

 やっぱり!! けっこうアチコチに敵はいるし、武器や防具も落ちているので、しっかりと腰を据えて走り回ってみないといけないんだなー。

 そして、小一時間ほども重箱の隅を楊枝でほじくるように城の中を調査していたんだけど、まもなく↓こんな物騒なモノが俺の分身の目の前に……!!((゚Д゚;))

 うわあああああ!!! 悪夢の霧出たぁぁぁあああ!!!!

 このエリアの大ボス、ラダーン将軍を撃破したってのに、まだ誰かがエラソーにボス面してんのかよ……!! いやむしろ、ラダーン将軍が星になってしまったために、

 「うけけけ! やっとあのデカいおっさんが消えてくれたで!!!www こっからはわしらの天下や!!!www」

 ってんで、ゲスい輩がボスの座についちまったのかも……!

 となれば、ラダーン将軍を倒してしまった俺に責任の一端がある。そういう不埒なヤツは瞬時に撃破して、このケイリッドの血に久遠の平和をもたらしてやろうではないですか!!

 てなわけで、若干イヤな予感を覚えながらも霧の扉をくぐったのである。

 そしたら……!

 お?? なんかふつうサイズの“混種の戦士”ってヤツが、ガニ股でこっちに向かってくるぞwww 顔は……まあ怖そうではあるけれど、ぶっちゃけそれほどの恐怖は感じないな!!www

 というわけで……!

 あ^^; やっぱ顔は十分に怖かったわ^^;;;

 武器を“赤獅子の炎”を付けた断胴の大鉈に持ち替えて、渾身の致命の一撃を叩き込むッ!!!

 ボスでも、たいてい2発、多くても3発の赤獅子の炎でダウンしてくれるので、致命の一撃を入れ放題なのだ。

 よって、混種の戦士も……!!

 「ぶっしゃあああああ!!!www これで終わりだぁぁああああ!!!www」

 ……と、勝利を確信しかけたそのとき、画面下部にもう1本のHPゲージが……((゚Д゚;)) こ、ここってもしかして……!! 2体の強敵を相手にするハンディキャップのボス戦だったのか!!?

 ぐっさぁぁぁああああ!!!www

 そーでした^^;;;;

 ……って、後から出てきた“坩堝の騎士”ってヤツのほうが、混種の戦士の何十倍も強いんですけどぉぉぉおおおお!!!www

 赤獅子城の戦いは、これからだった!!!

 続くw

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『ELDEN RING』公式サイト:
https://www.eldenring.jp/

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