【カブトクワガタ日記】第70回 “コロコロ魂フェスティバル”の、『カブトクワガタ』コーナーに行ってきた!(2)

これがコロコロの力か……!!

 6月10日、11日の両日、東京ビッグサイトで東京おもちゃショーと併設のイベント“コロコロ魂フェスティバル”が開催されると直前で知り、しかも我らが『カブトクワガタ』の体験コーナーも設置されるとの情報を得て(公式Twitter見ただけだけど)、なんとかスケジュールをやりくりして会期2日目の6月10日に現場に赴きました……と前回の記事で書いた。

 が、その記事はコロコロ魂フェスティバルの会場に足を踏み入れる前に終わってしまったので(我ながら驚いた)、今回こそ、血沸き魂躍る少年少女の夢舞台の様子を追っていきたいと思います!!

 ではさっそく、東京ビッグサイトの西3ホールに行ってみよう。

 くり返しになるけど、今回は歴史ある東京おもちゃショーにとっても初の試みとなる“コロコロ魂フェスティバルとの併催”という形での実施になっている。

 この英断が好影響したのであろう。

 じつは、取材用のパスを現地で受け取ることになっていたんだけど、とてつもない人混みでなかなか西3ホールに近づくこともできなかったという……!!((゚Д゚;)) コロコロ編集部の方と何度も電話で、

 「待ち合わせ場所は、●●のあたりにしましょう!」

 と約束を取り付けても、そこすら多くの人で埋め尽くされていて接近が許されなかった……w

 けっきょく、取材パスを受け取れたのは東京ビッグサイトに到着してから30分以上が経過したころで、この時点で我々取材班(俺とたっちー先生の2名だけだけど)は疲労困憊状態に……w

 「さ、先にメシでも食って休もうか……w」

 口々にそう言って、西3ホールから離れそうになったんだけど……!

 ↓こちらの入場ゲートを見て、再びゲームジャーナリストとしての矜持が首をもたげてきた。

 うおおおお……!! めっちゃ立派なコロコロ魂フェスティバルの入場ゲートがある……!!

 そしてその下を、家族連れや少年少女の集団が、マジで笑顔をキラキラさせながら小走りで駆け抜けていくではないか……!!!

 前回の記事でも書いたけど、俺はもともとはKADOKAWAの人間なので、ある意味ライバル出版社だった小学館のイベントになんて入ったことがなかった。よって、その客層も、温度感も想像すらすることがなかったんだけど……!!

 いやはや、改めてコロコロブランドの強烈さを思い知ったわ……。自分の編集部が運営するイベントにこれほど多くの子どもや親御さんが来場してくれるとなったら、日ごろ締切に追われている疲れなど吹っ飛んじまうよなぁ……w

 元KADOKAWAの俺とたっちー先生はキョロキョロと所在なさげにあたりを見回しながら、

 「すげえすげえ!! コロコロすげえ!!」

 「すげえ」以外のボキャブラリーを消失して、人波に押されながらコロコロ魂フェスティバルの会場に入っていったのでしたw

 さて、コロコロ魂フェスティバルにコロコロコミック編集部のブースが展開されている……のは当たり前なんだけど、そのほかにも“出展メーカーブース”ということでたくさんの企業がブースを設置していたのも見逃してはならない。たとえば、ゲームメーカーのガンホー・オンライン・エンターテイメントやバンダイナムコエンターテインメント、タカラトミーやテレビアニメ『ポケットモンスター』のコーナーも作られていたのだ。

 それもだな……!!

 ちょ……! 『釣りスピリッツ シンカー』(アーケードの最新作ね)の体験コーナー、60分待ちの行列になってる……!!

 『太鼓の達人』や『マリオカートアーケードグランプリDX』のコーナーも終日黒山の人だかりで、注目度の高さがエラいことに……!

 そして、豪華ゲストが登場するステージも各所で行われていてだな……!

 ガンホーの『ニンジャラ』のステージでは、『おはスタ』の出演者が登場して来場者が殺到! おはスタ木曜日で大人気の“ニンジャラバトルでIPPON落着!”をステージで開催していたのである。

 そのほかにも、

 『みんなで空気読み』のコロコロバージョンの体験コーナーや、

 もう、人が多すぎて何を撮っていたのかすらわからなくなっちゃったんだけど(苦笑)、とにかくどのブースも大盛況で、ここでもまた、

 「コロコロすげえ……!!」

 しか言えなくなってしまったのでした。

 さて、ではではもったいぶらずに『カブトクワガタ』のコーナーに行ってみよう……と思ったんだけど、ここで誌面が尽きてしまった。詳細は、次回の更新で!

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info

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