こういうことか！ｗｗｗ
ここ数日、ひたすら地蔵のような顔になって粛々とムシ集めを行っておりました。
でも……。
↑こういった“つや”やら“はんつや”という、良くも悪くも地味であり、シロウトには見た目の違いがほとんどわからない遺伝子を見ていると、ふと、
｢ホントに……こんな代り映えのない色の違いでいいのだろうか？｣
と、オノレの行動に疑問が浮かんできてしまう。
これまた極めつけなシロウト考えなんだけど、“遺伝子の違い”なんて文言を見てしまったら、
1色目は黒、2色目は見るも恥じらうショッキングピンク、そして3色目は……世界の富豪もうらやむ究極のゴールドッ！！！
なんてものを期待したくなる。
でもここは、そんなゲーム的な匙加減はいっさい排除したリアル志向の『カブトクワガタ』世界……ｗ きっと、自然界にキチンと存在する色を配置してあるのだろう。なのでここは心惑わされることなく、つやとかはんつやとか黒とか茶とか、しっかりと血の通った遺伝子を探すしかないのであるｗ
で。
最初のご神木でレア色集めを始めてから、3日目くらいのことだったろうか。
ピピピピ……とセンサーを発動して、1匹のクワガタをロックオンすると、そこには……！
ウインドウが出ていて見づらいんだけど、ここにいるのはヒラタクワガタだ。ぶっちゃけ非常によく見かける、苗字で言ったら鈴木さん、佐藤さんに匹敵するクワガタである。
でも……！
その遺伝子の欄を凝視するとだなぁ……！！！
｢えッ！！！！！｣
思わず、座っていた椅子から尻が5センチくらい浮いてしまったよ。
ヒラタクワガタはここまで、
“つや”と、
“はんつや”を入手済みであった。でも、ここに写っている遺伝子の名称は……なんと“マット”！！！ｗｗｗ つまり、初めて3色目の遺伝子を持つムシと出会ってしまったということだ！！！ｗｗ
｢うおおおお！！！ これは逃がすわけにいかねええええ！！！｣
にわかに活気づく角満事務所。俺はすぐさま、
性格勝負で有利なギラファノコギリクワガタを出撃させ、
情け容赦なく、最高攻撃力の99を叩き込んでくれたｗｗｗ
その結果……！
当然ながら完勝！！！ つまり、これによりヒラタクワガタは……！！
つや！！！
はんつや！！！
そして、マットぉぉぉおおおお！！！！ｗｗｗ
3色をコンプリートできたってことだぁぁぁああああ！！！
……っていうか、色の違い、マジでわからねえええええ！！！！ｗｗｗ
この調子で、ほかのムシもがんがん揃えていくぞ！！！
続く。
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部！”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか！』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『カブトクワガタ』公式ツイッター：
https://twitter.com/kabukuwa_info
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