【カブトクワガタ日記】第103回 超メタリックカブト、我が軍門に下る

こんなツヤが自然界に……w

 主戦場を最初のご神木から謎のご神木に移して、早くも2回目の夜を迎えた。

 前回の記事では、“異形のパワーショベル”ことコガシラクワガタや、“超合金クワガタ”ことエラフスホソアカクワガタを捕まえたことを報告している。

 ここんとこずっと、どちらかと言うと地味で見慣れてしまっているノーマルカブトムシやヒラタクワガタばかり追いかけ続けて食傷気味になっていた俺には、ぶっちゃけいい刺激となった。

 そしてこれは、実際にゲームをやっている俺だけではなく、編集と記事成型を担当している同僚のたっちー先生も同じだったらしく。昨日、102回目の記事を仕込んでいた際にポロリと↓こんなことを言われたわw

 「しばらく同じムシばかりだったので記事成型するときも刺激がなかったんだけど……ここんとこ、目新しいムシばっかで楽しいわww

 たっちー先生、大のムシ嫌いで、自宅前にセミの死体が落ちているのを見てドアを開けられなくなり、宅配便の人がどかしてくれるまで三日三晩家から出ることができなかった……という伝説があるほどなんだけど(苦笑)、100回を超える『カブトクワガタ』日記の記事成型のせいで感覚がマヒしちまったようだわ^^;

 さて、そんな刺激たっぷりの謎のご神木だけど、前回の記事の最後で触れた通り、このたび目の前に現れたのは……!!!

 うっは……!! なんだこの、極めつけのメタリックボディーは……!!! 完全に、納車日に見る新車の輝きじゃねえか……!!www こういう映像を見ると……バイクを新調したくなるんだよなチクショウ!!ww

 いやしかし、この遺伝子“つや”のヒメカブトはスゲェわ……。

 これまで見てきたヒメカブトの遺伝子は↓こちらの、

 “はんつや”だけで、これでも十分に、

 「か、かっこいい……! ディーラー中古車のきらめきがあるわ……!!」

 と感激していたんだけど、“半”ではない“完つや”のギラギラボディーはレベルが違ったなぁ……!!(ホレボレ)

 となれば、このつや遺伝子のヒメカブトを逃がすわけにはいかぬ。

 さっそくバトルに持ち込んで、ヒメカブトのつよき(赤)と相性のいい↓こちらの……!

 伝説の育成サタンオオカブト!!ww

 こちらに出陣願った。先日も記事にした通り、サタンオオカブトは買取5倍キャンペーンの対象ムシだったので、大量生産してあるのだw なので戦士には事欠かないのであるよ。

 で、戦闘になりますと……!!

 性格勝負ではもちろん……!!

 圧倒!!! これでますます有利になって……!!

 目押しは適当でも攻撃力75を叩き出せたので、

 ヒメカブトの全力攻撃も余裕で受け止められる!!!www

 結果、あんなに強そうなメタリックヒメカブトは早々に戦意喪失し……!

 「勝負アリッッッ!!!」

 よっしゃ!!! あっさりと勝利だ!!!

 これにより……!!

 ヒメカブト、2色目の遺伝子をゲット!!! いいねいいね!! 順調だね!!www

 これに気を良くした俺は、さらに謎のご神木の調査を行ったんだけど、すぐさま……!

 うおおおお!!www これまた、変な(失礼)色のラコダールツヤクワガタが出てきたぞ!!! 遺伝子名は……オレンジだって!!!ww これでまた、たっちー先生のモチベーションも上がることだろうww

 なかなかの好循環に陥りながら、次回に続く。
 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info

(C)2023 小学館・うえむらひろし