【カブトクワガタ日記】第106回 グラントシロカブトから、ノコギリタテヅノカブトへ

まだまだ狩ります!

 今日も今日とて、謎のご神木におけるレア色探しの模様をお届けするわけですけどね。

 前回の記事では、ラコダールツヤクワガタの遺伝子が3色そろったことをリポートしたので、

 今回は……!

 続けて現れた、“あの”グラントシロカブトを討伐する方向で話を進めていきたい!!

 とまあ、このように思っている次第である。

 でもここで、読者の多くの方々に、

 「よくまあ、1週間も2週間も同じご神木に執着できるもんだなあww まんべんなく、他の木の調査にも向かえばいいのにwww」

 このような疑念を抱かれたのではないかと思う。

 でもね……!

 さすがの俺も、1ヵ所に一生張り付いてムシ探しをしているわけじゃないから!!ww ここ何本かの記事は1日……というか、3時間くらい集中してムシ獲りをしたときの様子を、小分けにしてお届けしているだけですので!!w

 そういう意味では『カブトクワガタ』というゲームは、非常にコスパ……というか、ネタパ(ネタパフォーマンス)のいい作品なんだなぁ……と改めて思わされるわw とくに、なかなか欲しい遺伝子が出てくれないという事実が、「くり返し同じご神木に行かなきゃ!!」というモチベーションにもつながって、こうして足繁く通う原動力になっているんだから……!

 というわけで、一部に熱狂的なファンがいるというウワサのグラントシロカブトが目の前に現れた。

 上のスクショをよく見ると、遺伝子名は“グレー”とのこと。

 以前も書いたけど、グラントシロカブトの色違いを見ても俺にはほとんど区別がつかないので(苦笑)、ぶっちゃけこのグレー君もすでに保有している個体と同じように見える。でも……確かそいつは、グレーではなかったはず! なのでここは……!!

 再び伝説級のコーカサスオオカブトに出撃をさせて連れ帰るしかない!!

 さあ、戦闘だ!! グラントシロカブトは日本にいるノーマルカブトムシと比べるとかなり大きそうに見えるが、

 漆黒の鎧武者、コーカサスオオカブトと並ぶと完全に大人と子どもであるw

 当然、戦闘力にも大きな隔たりがあって、

 ごわん!!!!ww

 コーカサスオオカブト、無慈悲なカンストダメージをグラントシロカブトに叩き込む!!!

 一方、殴られたグラントシロカブトも怒りの鉄拳を……!!!

 へにゃwwww

 ……って、たったの11かい!!! なんか、弱い者いじめをしているみたい(事実だろ)で申し訳なくなってくるから、せめてフルパワーで反撃してきてくれよ!!!><

 けっきょく、2回戦もその流れは変わらず、

 ずげんッッッ!!!!www

 コーカサスオオカブトが手抜きの攻撃力75を放ったところで「勝負アリッ!!!」。

 グラントシロカブトのグレー君は、晴れて我がムシボックスに収監されたのであった。

 ちなみに、もともと持っていたグラントシロカブトは遺伝子名“しろ”の↓こちらなんだけどさ。

 ……うーん、やっぱり老眼の俺には、あんま区別がつかねえな……w

 さあさあ、つぎはノコギリタテヅノカブトだな!!

 続く。

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info

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