【カブトクワガタ日記】第117回 異形の(小型)パワーショベル、ゲット!

コガシラクワガタは、小さいんです

 この日記の熱心な読者諸君はご存じのことかと思うが、ここんとこずっと、東京スカイツリータウンで開催中のイベント“大昆虫展”のリポートに終始し、

 さらに前回は、

 まもなくやってくるダウンロードコンテンツ第2弾、 『伝説の!タランティオン セット』について書いたので、正調・プレイ日記については……!

 なんと、まるまる1週間のご無沙汰!! 自分が何をやっていたのか、バックナンバーを読まないとよくわからねええええ!!!((゚Д゚;))

 という、浦島太郎状態になっておりました。どうか皆さんも最後に書いたプレイ日記、

 ↑こちらの第110回の記事に目を通してから、以下のテキストをお読みいただければと思います。

 ……いや、別に読まなくても大勢に影響はないので(オイ)、そのまま突き進まれても結構でございます^^;

 さて。

 俺が直近まで何をやっていたのかと言えば……! ……そうだ!! 謎のご神木に入り浸って、ノコギリタテヅノカブトやらエラフスホソアカクワガタと言った舶来の(?)ムシたちのレア遺伝子探しをしていたんだったな!!

 謎のご神木とは、↓こちらでございます。

 ひさしぶりなので、ここで暮らすムシを改めて列挙しておくと、

 グラントシロカブト、コガシラクワガタ、ヒメカブト、エラフスホソアカクワガタ、ラコダールツヤクワガタ、ノコギリタテヅノカブト

 こちらの6種。

 で、とりあえず現段階で、ヒメカブト、ラコダールツヤクワガタ、ノコギリタテヅノカブトあたりは3色ずつそろえることに成功している……ってところかな。

 まあぶっちゃけ、おそらくそれぞれのムシに4種類ずつ遺伝子が存在すると思うので、コンプリートはまだまだ先……っていうか、遺伝子探しの端緒についたばかりと言っても過言ではないので、やることがたくさんあって楽しいです(ヤケ気味)。

 ではではさっそく、遺伝子探しの続きに入ろう。

 今回こそ、かねてより狙っていた……あの!!!

 ↑こいつ!!!ww 悪魔的にひん曲がった大アゴが恐ろしい、コガシラクワガタだ!! 『カブトクワガタ』にはたくさんのムシが収録されているけど、ルックスがもっともイカついのは間違いなくコガシラクワガタだと思うわ~~~……(((( ;゚Д゚)))

 でも。

 俺は知ってしまったのだ。

 冒頭でリンクを付けた大昆虫展の取材時に、初めて実物(標本だけど)のコガシラクワガタを見てしまったのだよ。

 そのリポートでもお見せしたけど、リアル・コガシラクワガタは↓こんな感じ。

 比較対象物がないのでよくわからないかもしれないけど、目測でだいたい……大アゴまで入れても7、8センチくらいかな!! つまり、俺が想像していたものよりもはるかに小さなクワガタだったのだよ!!

 実際、図鑑で調べるとコガシラクワガタは、オスで体長33mm~90mm、メスで25mm~37mmってところらしい。ギラファノコギリクワガタとかと比べると、かなり小型なクワガタだったのである。

 となれば、恐れるものは何もない。

 お!! さっそく遺伝子“オレンジ”のコガシラクワガタを発見したぞ!!

 コガシラクワガタはれいせい(青)のムシなので、こちらは当然……!!

 ずーーーーーん!!!

 ……って、こっちじゃなかった。

 ずずずずーーーーーん!!!www

 最大最強のヘルクレスオオカブトを出そうではないか!!

 その体格差は、リアル世界と同様にゲームにもキチンと反映されており……!

 うっはwww ヘルクレスオオカブトがデカすぎて、もうご神木と一体化しちまってるよwww

 当然、攻撃力にも圧倒的な開きがありまして……!!

 ずがんッッ!!!!

 ぴえええええwww

 あっさりと、オレンジ色のコガシラクワガタは我が軍にひれ伏したのでした!

 さあ、この調子で残る遺伝子もかき集めるぞ!!

 続く。

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『カブトクワガタ』公式ツイッター:
https://twitter.com/kabukuwa_info

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