By まつがん
～前回までのあらすじ～
格好良いデッドマンと可愛いデッドマン……あなたが落としたのはどっち？
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まずは「王道」とは何かについて。辞書的な定義によれば、「徳をもととして国を治めること」あるいは「物事が進んで行くべき正当な道」らしい。
既に発表された《轟神ボボボロック》はかつて存在した《螺神兵ボロック》のリメイクであり、正統進化と言っていい。「物事が進んで行くべき正当な道」とは、こうした方向性を指すのかもしれない……が、しかし。
能書きを垂れてみたところで、実物の説得力にはかなわない。それでは紹介しよう。こちらが4月に発売予定の商品に収録される新カード、《カクラリコ》だ！
やっぱ誰……？？？
全く見覚えのない方がお出しされてしまったわけだが、それでも例によってこのカードがどんなテキストを持っているか、読者の皆さんに予想してもらう。
穿った見方をしないで「2マナのサイバーロード」の参考例を探すと《ムゥリャン》とかが出てきてしまうのだが、《AQvibrato》がいる今、さすがに現代スペックとは言えないか。
《エメラル》も「2マナのサイバーロード」だが、殿堂カードと比較するのはそれはそれで普通のアンコモンには荷が重い気もしてしまう。
進化元としての種族マターがあるのがサイバーロードの特徴でもある。《エンペラー・ベーシックーン》を乗せようという猛者はさすがになかなかいないかもしれないが、最速での進化に価値があるような能力ならば選択肢に挙がってくることもあるかもしれない。
他方、《超電磁トワイライトΣ》も根強い人気を誇る。はたしてサイバー種族は「物事が進んで行くべき正当な道」に乗ることができるのか。
あるいは、もしあなたが「水の2マナでアンコモンのサイバーロードを作って欲しい」と依頼されたらどんな能力を考えるだろうか？そういった想像も膨らませながら、ぜひ予想してみて欲しい。
次回は《カクラリコ》の効果を発表するとともに、このカードを使って早速新しいデッキを作っていくことにしよう。
次回に続く！
ライター：まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている（が、上記のような理由で大体失敗する）。
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