【#コロコロ500号】42年の歴史を詰め込んだ『コロコロ500号記念大年表』公開 第6弾!!(2002年〜2006年)

2005年(平成17年)第310号~第321号

■トピックス:
人気作「コロッケ!」(樫本学ヴ)が連載5年目、50回を達成。記念号では「コロッケ!スーパー年表」「コロッケ!まんが完全ダイジェスト」が掲載されています。また、アニメ「ドラえもん」が、水田わさび(ドラえもん)、のび太(大原めぐみ)などの新キャストでスタートしたのもこの年です。

▲2005年6月号表紙
▲コロッケ!大感謝祭

■主な人気マンガ
4月号~「デュエル・マスターズFE」松本しげのぶ
5月号~「たまごっち」立川史
6月号~「ポケットモンスター ミュウと波導の勇者ルカリオ」伊原しげかつ
 
ギャグ作品の勢いを象徴するかのように、3月号で別冊としてコロコロ連載作のギャグマンガ番外編満載な「ギャグコロコミック」が付録されます。6月号では「じーカスまつり」と銘打って「でんじゃらすじーさん」と「ケシカスくん」の合作を掲載。この2作は現在も本誌で好評連載中。そのギャグネタは尽きることはないのか……もはや恐ろしささえ覚えます!
 
そして、人気作デュエマが「デュエル・マスターズFE(ファイティング・エッジ)」となって4月号よりスタート。新連載の数は少なめですが、これは前年からの作品人気が盤石だったことの証明。

▲「たまごっち」立川史先生

■主なホビー:「たまごっち」「神羅万象」
1996年に発売された携帯ゲーム「たまごっち」(バンダイ)は、ゆるく可愛らしいキャラクターを誰もが手軽に育成できることで一大ブームを起こしました。第1期ブームでは学年誌や少女マンガ誌での特集・マンガ化が主でしたが、前年2004年に発売された「かえってきたたまごっちプラス」からはコロコロでのマンガ連載や特集がスタート。幻のキャラ「ごっち大王」特集などで第2期ブームを大いに盛り上げました。
 
またこの年から、神話世界をモチーフにしたキャラカード食玩「神羅万象」(バンダイ)発売開始。おまけホビーとして久々のヒット商品となるのですが、これをコロコロはすかさずキャッチ! 「ビックリマン」ブーム期同様、カードの最新情報が掲載されていきます。
走行アクション玩具人気も健在で、新作として「カブトボーグ」、「クロスアームズ」(ともにタカラトミー)などが特集されています。

▲神羅万象
▲カブトボーグ

■2005年の出来事
動画投稿サイト「youtube」誕生
二足で立ち上がるレッサーパンダの風太くんが話題に
「電車男」がベストセラーに
つくばエクスプレス開通
流行語に「ちょい不良(ワル)オヤジ」「萌え~」
 
■コロコロトリビア:「コロコロイチバン!」創刊
この年、コロコロに新しい増刊号が誕生! それが現在も発刊中の「コロコロイチバン!」。コロコロの低年齢版といった趣で、本誌4月号では別冊としてお試し版が付録されています。当初は隔月刊でしたが、2011年6月号より月刊化され、コロコロ3兄弟の揃い踏みとなりました。
 
創刊号では「ミニドラにおまかせ!」(岡田康則、原作:藤子プロ)、「オレだよ!ワリオだよ!!」(沢田ユキオ)などコロコロ人気作のスピンオフ作品、「わざぼー」(曽山一寿)などコロコロ人気作家の新作マンガ、ホビーマンガでは「オレってムシキング!?」(穴久保幸作)や「ブングサーガ」(難波孝)などが掲載され、本誌読者も注目のラインナップとなっています。

▲コロコロイチバン!ロゴ