【ディアブロ II リザレクテッド プレイ日記17】ディアブロ、復活す

ACT IVに突入!

 前回は、ACT IIIの面倒な中ボス軍団、“評議会員”どもを蹴散らしたところまで書いたんだったな。

 じつはACT IIIの森って、俺が考えうる最高のトレハン場所があるんだけど……それについては次回にでも書きますかな。もう、レアとかユニークの武具がイヤというほど手に入るので、ぜひ『ディアブロ II』ルーキーの皆様に共有したいと思っているんだよねー!

 さて。

 今回はマジメにストーリーを追わせていただく。

 評議会員を倒した先で口を開けるのは、ACT IIIの最終ダンジョンである“憎悪の檻”であります。

 非常に暗くて見通しが悪く、しかも物陰から大量の敵が襲い来たりするので油断ならない場所だ。ここまで来れた段階でそこそこの装備を身に付けていると思うけど、

 “人海戦術で相手(プレイヤーね)を取り囲み、身動きを取れなくしてタコ殴りにする”

 が『ディアブロ』の敵モンスターたちの基本戦術になっているので、それにハメられるといかな優秀な防具でもひとたまりもない。ゆえに、ここは慎重に、石橋を叩きまくったうえで最終的には渡らない……ってくらい臆病になっていいと思う。まあやり過ぎると1歩も進めなくなって、ここでエンディングを迎えることになるかもしれんけどな^^;

 そうそう、“憎悪の檻はじつに暗い”って書いたけど、このことについて記事の編集とタイトルヘッダーをデザインしている同僚のたっちー先生からクレームが入ったのよ。

 曰く、

 「『ディアブロ II』さぁ……。あまりにも画面が暗すぎて、ヘッダーがまったく変わり映えしなくて困るんだけど……!! もっとこう……ないの!? 光の柱がピンピンピンピーーーン!! みたいなスクショがさあ!!!」

 ってね(苦笑)。たっちー先生が言っている光の柱ってのは、↓こういうヤツだ。

 『ディアブロ III』でグレーターリフトをクリアーした後に出るレジェンダリーやセットアイテムの大量ドロップ現場写真www 俺が自分のブログで書いていた『ディアブロ III』プレイ日記もたっちー先生が編集していたので、『ディアブロ II』でもこういうシーンのスクショを渡されると思っていたようなのである。

 でもな……!

 リメイクされて圧倒的に美しくなったとは言え、『ディアブロ II』は基本的に20年前のゲームそのまんまなのだ!!w ド派手な演出にも、限度ってモンがあるのである!!!w

 それでも、今回紹介するのはACT IIIのボス戦なので、ただ暗いってだけにはとどまらないと思う(期待)。

 憎悪の檻は執拗でイヤらしい敵のオンパレードで、進むにはちょっと時間がかかると思う。

 俺は何度かここで死亡してしまい、死体回収で時間を取ってしまったと記憶している。ノーマル難度でも、ハマると痛い目を見るので、くり返しになるが慎重に進んだほうがいいよ。

 それでも、ヒーコラ言いながら奥へ奥へと進軍していくと……ついに!!!

 諸悪の根源、“メフィスト”が現れたぁぁぁぁぁああ!!!!

 画面左下に表示されたセリフ、

 「もう手遅れだ!(笑い)」

 (笑い)まで明記する、なんて律儀なローカライズ!!! これが、

 「もう手遅れだ!wwwwww」

 とか、

 「もう手遅れだ!草」

 だったら、恐怖も迫力もあったもんじゃねえからな!!

 そんなメフィストはACT IIIのボスだけあって、遠距離の電撃攻撃がウザくてなかなか手強い。

 でもそんなとき、俺のキャラ以上に大活躍してくれたのが傭兵のラルディン君であった。

 というのも……!

 ラルディン得意の氷魔法がメフィストにはよく効き、↑こんな感じに凍らせることで手数を減らしてくれたので、わりと楽に追い詰めることができたんだよなーーー! ……まあその分、ラルディンはしょっちゅう命を落としてしまい、復活させるのに大枚(この段階で、1回あたり25000ゴールドくらいかかった気が……)を叩かないといけなかったんだけど……おかげで!!

 よっしゃ!! メフィスト撃破!!!

 これによりACT IIIのクエストはすべて終了となり、

 開いたポータルをくぐって……!!

 ついに……!!

 ACT IVに到達!!! そう、ここで……!!!

 ゲームタイトルにもなっている悪の枢軸、“ディアブロ”が復活を遂げるのである!

 続く!

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『ディアブロ II リザレクテッド』公式サイト:
https://diablo2.blizzard.com/ja-jp/

※ゲーム画面はPlayStation 5ソフト『ディアブロ II リザレクテッド』のものです。
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