二代目ミニ四ファイターをキクチ師範代が直撃!!! 【第7回】

待て待て、待て〜い!
まていトモヤス!!!!!!!

キクチ師範代であ〜る!!!!

おかげさまで、この連載も全国的に注目を集めているようなので、まずは宣伝(笑)!!!
いよいよ次世代ワールドホビーフェアが開幕したわけだけども、今回もおれはデュエマのステージでクイズ大会とかやってるから、元レーサーとか、現役レーサーとか、デュエマやってない人もジャンジャン遊びに来てよ!

▲どこまでもデタラメなクイズ大会は、デパートの屋上仕込み!!! おれのソウルは、タミヤ担当時代の「ちーきく記者」のままだ!!!

おれのステージは、各日とも11時50分〜と12時45分〜だ!!!

それ以外の時間も、会場をウロウロしてるから、気軽に声をかけてよ!!!  いっしょに写真とか撮ろう!!!

▲この前なんて、あのハイパーレスキューのドライブヘッド(実物)が、おれと写真撮りに来てくれたからネ!!!

外部リンク:
次世代WHF:https://www.whobby.com/

…さて、2代目ファイター。
前回はいよいよブームのハナシに突入したけど、今回もそのへんを聞いていくヨ!!!

二代目ミニ四ファイターをキクチ師範代が直撃!!! 【第6回】
今年はオンライン方面にも、より力を入れてじゃんじゃん出しゃばっていきたいと思ってるんで、ひとつヨロシクおねがいしたい!!!

 

▲やや遅れたが、2代目からのお年賀写真!!! ファイター、今年もヨロシク!!!!!

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師範代:
「ブームん時の話、まだあるでしょ? 川口そごうの屋上からJRの駅まで行列がつながったってのも聞いたけど…」

ファイター:
「つながった、つながった!!! 名古屋の松坂屋も、屋上からなんだっけ、あの科学館のある…」

師範代:
「えっ、白川公園!!!?」

ファイター:
「そう、そこまでつながった!!!」

師範代:
「えーッ!!! 地下鉄だったら乗り換え必要だぞ!!!!!」

▲白川公園といえば、名古屋市科学館の巨大プラネタリウム!!! ここを万単位の人が同時に通りがかって、誰ひとり満天の星空を見ることなく素通りした事例を、おれは他に知らない。

ファイター:
「あとは、同じ96年。横浜そごうの屋上に…公式では3万人ぐらいの動員になってんだけど…まァ、それは「延べ」の数字だからね。
あそこの屋上に何万人も絶対に入れないから、居合わせたのは数千人だと思うんだけど。
そこに、そごうの役員の人が東京からやって来て、横浜そごうの現場責任者に向かって『おまえ、ウチの屋上にこんなに人が入ったら、底ぬけちゃうじゃねえか!!! なんとかしろ!!!!!』って怒鳴ってたのは覚えてる(笑)。
『こんなのムリにきまってんだろ!!!』
『すいません!!! すいません!!!』って、担当の人が謝りまくってた!!!」

師範代:
すいませんじゃすまんしな(笑)
だけど、イナバ物置じゃないけどさあ、何人ぐらい乗ったら底がぬけるんだろね?
そういう学術的な知見があるっていうか、建築物にやたらくわしい役員さんだったのか…そんな渡部篤クラスの目利き役員さんがデパート業界にいるのか知らんけど(笑)」

ファイター:
「まあでも役員ともなると、危機管理がスゴイなと思ったよ」

▲そういえば、去年の夏にセガレ(トーマス好き)とソドー島に行こうと思って、気づいたら横浜SOGOにたどり着いてたってことがあったわ。ココでそんなことが起こっていたとは!!! …ていうか、ここんとこずっと2代目ファイターの写真が少なくてすいません!!! …集めておきます!!!!!

ファイター:
「それで〜、小学館さんとか運営サイドで話し合って、『今後は決勝大会は幕張メッセでやろう』ってことになったんだよ」

師範代:
「さすがに屋上はヤバイと」

ファイター:
「賢明だよねえ。
97年の決勝なんて10万人だもん!!!
影山ヒロノブさんと一緒に歌うたってさァ!!!」

師範代:
「おれは、その次の年のオータムカップからしか見てないからなー。それでもスゲエと思ったけど」

ファイター:
「いま40すぎて思うけど、2次がピークの96年、97年は、『ブームって、こういうふうに起こるんだ〜』って、他人事のように見てたなー。
そのブームのド真ん中にいるにもかかわらずね。
自分のエクトプラズムがふわふわ浮かんで上空から全体をフラットにながめちゃってるよう感覚。
すごく不思議な出来事。もはや『ヨカッタ/悪かった』ではない。
『もうかった/もうからなかった』とかでもない。
静岡の『いちサラリーマン』が、全国的なムーブメントの中心の中心にいるっていうカオスね

師範代:
「規模が規模だからなァ〜。
あそこまで突き抜けちゃうと、フィクションめいた世界になるのか…」

ファイター:
台風の中心って、目があるでしょ? アレと一緒で、『目』の中にいるとさ、まったく嵐もなけりゃ、雨も降らないの。たとえていうなら、そんなかんじ」

師範代:
「処理する情報量が多すぎて、『ロバの耳』を通り越して『台風の目』になってたんだな!!!」

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おれはブームの中に立ったことはないんだけれど、当事者はそんなかんじなんだねえ。その昔「黒船」を目撃した漁村の人たちも、あまりにコトが大きすぎて、情報量が脳の処理能力をオーバーしてしまい、逆に冷静っていうか、「ありえなすぎて、もはや見えない」状態になってたって、何かの本で読んだことがあるよ。
「ブームを起こすノウハウや対処法」が確立されて、あらゆる「シカケ」が数値化されちゃった現在では、もはや体感しえない超ダイナミックな世界なんだろうな〜。
台風の目なんて、まさしくニール・ヤングの「ライク・ア・ハリケーン」!!!
今回は、この曲を聴きながらお別れしよう!

まだまだつづきます!!!

次回をお楽しミニ四駆〜!!!!!


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次回は2019年1/27(日)更新!!