【パズドラSwitchプレイ日記】第8回 “山本Pダンジョン”に挑め!(2)

簡単そうに見えたけど

 『パズドラSwitch』の目玉機能のひとつとなっているのが、シリーズ初となるダンジョン制作モードの“エディット”だ。

 冒険や対戦モードでゲームを進めることで、ダンジョン制作で使えるエディットパーツが集まっていくので、がんばればがんばるほど、凝った仕様のダンジョンが作れるようになっていく……んだと思うw なんで歯切れの悪い書き方になっているのかと言えば、前回の記事でも触れたんだけど、

 エディットモードは今後のお楽しみにとっておこうと思って、まだ1ミリも触れていないからだ。

 でも……!

 自分で作らなくても、他のプレイヤーが制作したダンジョンで遊べるのもこのモードの魅力のひとつ。

 しかも……!!

 先日、パズドラシリーズのプロデューサーである山本大介さんが、

 「“山本Pダンジョンその1”を配信しました!!」

 とTwitterでつぶやき、そのダンジョンIDをさらしてくれたからタマラナイ!! ちょうど、歯応えのあるダンジョンに臨みたいと思っていた矢先だったので俺は速攻でコレに喰いつき、

 “総選挙人気キャラッシュ”

 という名のエディットダンジョンにくり出すことにしたのでした!!

 山本さんのツイートによると、

 「そこそこ歯応えがあるので、冒険ダンジョンを“時空の狭間”まで進めた人向けです!」

 とのことだったので、ここは俺も出し惜しみせず、いま持ちうる最強チームで迎撃してくれようと思い立って、

 闇の列消しで超火力を叩き出せる“ラジョアチーム”で挑むことにした。どんなギミックが待っているのか見当もつかなかったが、さすがにパズドラ本編における絶壊滅とか超壊滅とかとか、選ばれし者しかクリアーできないハルマゲドン級のダンジョンは出してこないと確信できたので、自信満々の船出となったのでした。

 すると……!

 ダンジョンの1Fに入ったとたん、まるで俺が闇パで来ることを想定していたかのように、山本さんから↓こんなプレゼントが……!w

 !!!ww なんと! 5ターンものあいだ、闇ドロップを“目覚め”状態にしてくれたよ!!!w

 “目覚め”ってのはパズドラ用語のひとつで、特定のドロップが降りやすくなった状態を指す。闇ドロップだったら“闇目覚め”、木ドロップだったら“木目覚め”という感じでね。

 もちろん、これは属性色のドロップだけに使用される言葉ではなく、毒ドロップが降りやすくなったら“毒目覚め”、お邪魔ドロップがこの状態になったら“お邪魔目覚め”と活用するので、パズドラ初心者の方々はぜひ覚えておきましょう。

 とりあえず山本Pダンジョンその1では、1Fのワルりんが闇目覚め状態にしてくれた。これにより、ドカドカと多めに闇ドロップが降ってきやすくなったので、闇属性のモンスターばかりでそろえたラジョアパは、のっけから“圧倒的有利”になったと断言していい。前述の通り、闇ドロップを列消しすることで本領を発揮するチームなわけだけど、潤沢に欲しいモノが供給されるので……!!

 ドドドドドドンッ!!!ww

 うっひょーーー!!!ww 超火力で気持ちぃぃぃいいい!!www

 ワルりん、敵に送った塩をまんまと活用されて木っ端みじんに……。なんまんだぶなんまんだぶ……。

 そして、続く2Fには↓こんなモンスターが現れた。

 お! このカワイ子ちゃんは、エキドナSARAではないか! 下半身が大蛇なことを大目に見れば(見れないけど)、ぜひともお友だちになりたい美女ですよ!!

 そんなエキドナSARAちゃんにも、見事なドロップ操作で闇の列攻撃をブチかます。

 ↑これ、いいタイミングでスクショが撮れたんだけど、最上段で闇の列消しを作りつつ、その下で盤面6コンボを作っていることにも注目!! コレができるのも……操作時間が30秒という“超ゆとり仕様”のおかげだなwww ふだん、10秒程度の操作時間でパズドラ本編を遊んでいる身からすると、30秒とか永遠にも感じられるほど長い時間(とき)だわ~……w

 この攻撃により、エキドナSARAもワンパンでKO!!

 さらに……!

 ちと、攻撃が当たった瞬間のスクショしかなかったんだけど、イラストの断片を見るに……これはドロシーだな!w 顔をキチンと見せてあげられなくて、申し訳ない!!ww

 さあ、ここまでは何事もなく順調だぞ。

 むしろ、1Fのワルりんが闇目覚めをプレゼントしてくれたことで、めちゃくちゃ楽に進むことができているwww

 しかし……!

 山本Pダンジョンは、やはりただのサービス企画ではなかった……!

 続く4Fで出てきたのは、四獣神シリーズの大人気キャラ、サクヤだったんだけど、なんと先制で……!!

 「!!!!!」

 思わず、俺の頭の上からビックリマークがほとばしる。

 キタよキタよ……!! 覚醒無効という、もっともポピュラーにしてボディーブローなギミック……! パズドラ本編で使っているチームだったら余裕で解除できるけど、いまのラジョアチームには覚醒無効を回復できる人材はいないんだよな……!

 この惨状を目の当たりにして、思わず叫んでしまったね。

 「困難きたぁぁぁああ!!!www やっぱりパズドラは、こうでなくっちゃな!!!www

 マゾな角満、後半戦に進む。

PUZZLE & DRAGONS Nintendo Switch Edition:
https://pad-switch.com/

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

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