【パズドラ】『大塚角満のモンスター美術館』第169回 ドラゴン!? ウシ!? 機械龍アルデバランの正体とは!?

第169回 「アルデバラン」

公認プレイヤーの大塚角満が、モンスターの思い出やイラストの秘密を語りまくる!
今回は“アルデバラン”を大紹介!!

▲氷砕機龍・アルデバラン

パズドラが晴れて10周年を迎えた2022年は、永遠に語られるであろう“記念イヤー”となる。

そこでこの連載でも、パズドラの黎明期を彩ってくれた懐かしの名優たちをあえてピックアップして紹介しており、モンスターナンバー200台前半に君臨する“天空龍シリーズ”などをじっくりと解説してきた。

それがひと段落したので、3週前からは……新たな(と言っても導入は10年前だけどw)シリーズをクローズアップ!!

しかも、パズドラ史に燦然と輝く“テクニカルダンジョンの導入”とともに現れた“機械龍シリーズ”を赤裸々に紹介しているのです!!

ここまで、風の機械龍・カノープス、皇たる機械龍・レグルス、破滅の機械龍・ハダルと来たので、今回は……機械龍の水属性担当、“氷砕機龍”こと“アルデバラン”を解説させていただきます!!

アルデバランが初めてパズドラに登場したのは、2012年10月22日。他の機械龍と同じく、中級、上級はノーマルダンジョン、超級、地獄級はテクニカルダンジョンという特殊な構成でプレイヤーに襲い掛かってきたのである。

この機械龍を契機にパズドラにテクニカルダンジョンが登場した……と書いてきたけど、アルデバランは機械龍シリーズの4番目。
このころには多くのプレイヤーがテクニカルダンジョンのなんたるかを知り、攻略方法も周知されるようになっていたので、かな~り楽しくダンジョンを周回できたことをいまでもよく覚えている。

そんなアルデバランはドラゴンタイプながら、ウシを模した姿で描かれている。
その理由は言わずもがなで、機械龍シリーズは天空に輝く恒星(具体的には一等星)がモチーフになっていると説明したけど、アルデバランが属するのは“おうし座”(牡牛座)なのである。

アルデバランは、肉眼でも比較的容易に視認できる星のひとつだ。
オリオン座の中心にある3つの星を東から西に向かってたどっていくとひときわ明るい星にぶつかるんだけど……これがアルデバランなのである。
シリウスやベテルギウス(次回、解説します)はわかるけど、他の星は……という人は、ぜひアルデバランも見つけてまわりの人に教えてあげよう!

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

 

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次回は7月18日(月)更新!!

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