【スプラトゥーン】トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!! あとばる×西澤祐太朗が語るチームとしての戦略~2~

NPB主催の大会ではGGBOYZと再戦!

――オンライン大会に向けては、トップチームとの練習試合も数多くこなしていったと思うのですが、その中で見つかった反省点と、それをどう修正していったのかというのがあれば教えてください。
西澤:個人的には、いろんなチームとやって、たぶん五分か負け越しというのは2~3チームあったんですけど、その中でもとくにGGBOYZ(第4回甲子園優勝チーム)に関しては、ちゃんと対策を立てておかないと、勝つのは難しいなってのはありましたね。第4回の甲子園ではGGBOYZに負けてしまったので、それをNPB主催の大会(※)ではやりたいなというのはありますね。
※2019年5月18~19日の2日間に渡って東京ビッグサイトで開催されるNPB(日本プロ野球機構)主催による『スプラトゥーン2』の大会。選考で選ばれたチームの中からドラフトにより12球団が自分たちの所属チームを指名。ナワバリバトルで競い合う。なお、カラマリはオリックスバファローズ、GGBOYZは福岡ソフトバンクホークスからそれぞれ指名され、大会に参加する。
 


▲甲子園全国大会でのカマラリVS GGBOYZの一戦。人気チーム同士の試合に会場も大きく盛り上がった。
YouTube動画「第4回スプラトゥーン甲子園」オンライン代表決定トーナメント 各地区大会振返り特番5:01:17より引用

 
――やっぱり対GGBOYZ。
西澤:あのレベルの相手だと対策しないと厳しいですね。とくにナワバリバトルの構成がけっこうエグいんですよね。構成的に、こちらがキル数で上回っていても負けるみたいな試合がわりとあったので。
 
――GGBOYZってチームとして崩れないですもんね。
西澤:そうなんですよね。ブキの構成的な部分もあると思うんですけど、そのあたりをちょっと考えてぶつけたいなとは思います。GGBOYZが他チームの対策法みたいなのを話し合ってるのかわからないですけど、たぶん「こうすればこのチームには勝てるよね」みたいなのを、とくにダイナモンがわかってるんですよ。
 
――どこを抑えてとか、誰をつぶしてとか。
西澤:「最後にこれをすれば、ここには勝てるよね」とか、たぶん個人的に考えていて、実際にそれを通してくるので。それを逆に返していかないとダメだなって。
 
――ちなみに、甲子園だとくろすさんがリーダーでしたよね。くろすさんをリーダーにした理由というのは?
あとばる:なんかなってたよね、勝手に(笑)。
 
西澤:なんとなく、「くろすやれば?」みたいなノリで。リーダーは登録とかしなきゃいけないので、面倒くさいのをくろすに押し付けたっていう(笑)。
 


▲甲子園では、くろす選手がリーダーとしてカラマリを率いた。
YouTube動画「第4回スプラトゥーン甲子園」闘会議2019 DAY2 全国決勝大会2:56:01より引用

 
――なるほど(笑)。個人的には西澤さんがリーダーなのかなって思ってたんですけど。
西澤:年齢的にもそうですよね。でも個人的には、若い子がやったほうがいいと思ってるんですよ。俺はもう今年30歳なので、もっと下のメンバーにリーダーとかさせて、いろいろ経験したほうが、今後チームがどうなるかわからないですけど、そいつらがまた違うチームにいっただとか、社会人になりましたとかなったときに、その経験を活かせるので。
 
 まあ、ぴょんは面倒くさいって言ってやらなそうだけど、あとばるは「リーダーやって」って言われたらやってたでしょ?
 
あとばる:うん。
 
西澤:ただ、甲子園のとき各チームのリーダーが並んで登場するところあったじゃん。
 
あとばる:あれ、やりたかった!
 
西澤:やりたかったよね。あそこだけリーダーやりたかったなって思う。あれ見て(笑)。
 
――目立てるところは自分がやりたい(笑)。
西澤:そうそう(笑)。あとばるもそうなんですけど、やっぱ目立ちたいタイプの人間なんで。
 
――そういえば、甲子園全国大会のチーム入場のときにあとばるさんが変顔しましたけど、あれは西澤さんがやれって指示したんですよね?
西澤:あそこぐらいしか顔を出すとこないので、一発かましとけと(笑)。
 


▲一回戦の入場シーンでカメラにアピールする西澤選手。
YouTube動画「第4回スプラトゥーン甲子園」闘会議2019 DAY2 全国決勝大会2:54:50より引用

 
――メンバーの中だと、そういうフリに真っ先に食いついて乗っかるのはあとばるさんってことなんですか?
西澤:そうですね。「おっしゃ」ってなるタイプ。
 
――あとばるさんもそういうのは嫌いじゃないというかむしろ……。
あとばる:むしろ好きですね(笑)。
 
――あの変顔は観客も沸いてましたし、さすがカラマリはサービス精神に溢れてるなあと。
西澤:そこはやっぱ、なんか爪痕残さないとっていう(笑)。
 

【今回のまとめ】
・メンバーの相互理解を深めたことで、チームとして大きくレベルアップ!
・単に上手い選手を集めただけでは、甲子園の舞台は勝ち抜けない!
・NPB主催の大会では打倒GGBOYZへ向けての秘策アリ!?

 
次回も引き続き、激闘となった「第4回スプラトゥーン甲子園」についてふたりに語ってもらったぞ。
 
見事に優勝したオンライン大会だが、実はチームとしてはピンチなことが起きていた!? 次回もお楽しみに!<次回に続く>

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次回は3/26(火)更新!!