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デュエマ妄想構築録 vol.39-5 ~番外編:相手の腕を破壊する!エターナル・ジャンケン!!~

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By まつがん

 1ゲームで2勝したくないか???

 一体何を言っているのかと思われるかもしれない。デュエル・マスターズでは1ゲームで1勝しかできないというのは当然の摂理のはずである。それなのに2勝とはどういうことなのか。

 読者諸君にもあるはずである。CSに出場し、予選ラウンドで倒したはずのプレイヤーと決勝ラウンドで再び激突。そしてリベンジされてしまうといった経験が。

 そのときに思うはずなのである。「ああ、予選で当たったときに確実に息の根を止めておけばこんなことにはならなかったのに……」と。

 そう、どうして予選で倒したはずの相手と決勝で再び当たらなければならないのか (※トーナメントの仕様です)。もしこれが戦場での戦いならば二度目の対戦などありえないはずなのである (※戦場ではありません)。

 つまり、予選で当たった段階で対戦相手をトーナメントから脱落させることができれば1ゲームで実質2勝できるのではないか。

 というわけで相手をトーナメントから脱落させるべくまず私が考えたのは、手札破壊やマナ破壊で相手の心を折るデュエマをするという方法だった。

 しかしこれには一つ問題があった。心が折れていてもデュエマを続けることは可能だという点だ。心が折れながらも3ターン目《”龍装”チュリス》から《蒼き守護神 ドギラゴン閃》に「革命チェンジ」されたら、もはやブチギレて相手の腕を折るしかなくなってしまう

 ならば、ここで逆に考えてみよう。

 すなわち、腕が折れていればデュエマはできないのではないか???

 そう、簡単なことだった。相手をトーナメントから脱落させるためには、相手の腕を折ればいいのだ。

 もちろん日本は法治国家なので、正当性のない暴力に訴えることはできない。正確には、やろうと思えばできるかもしれないけれども逮捕されてデュエマができなくなってしまう。それはこの記事の趣旨ではない。

 しかし、しかしだ。もしもデュエマのルール内で合法的に対戦相手の腕を破壊することができればどうだろうか?

 そんな方法が存在するわけがない、と思われるかもしれない。

 だが、デュエル・マスターズの20年という長きにわたる歴史の中で、人知れずとんでもない怪物が生まれてしまっていたのだ。

▲「謎のブラックボックスパック」収録、《Eのスポーツ JKスタジアム》

 《Eのスポーツ JKスタジアム》を出して無限ターンを獲得したら無限ジャンケンで相手の腕を破壊できるのでは???🤔🤔🤔

 「謎のブラックボックスパック」が発売された当初、このカードは何のために作られたカードなのかよくわからないという方が多かったかもしれない。

▲「謎のブラックボックスパック」収録、《「拳」の頂 デシブコ・グーチーパ》
▲極神編第4弾「完全極神+1DREAM」収録、《ウルトラ・ミラクルッピー》

 何せ、「ジャンケン」とテキストにあるクリーチャーにはろくなものがいない。《「拳」の頂 デシブコ・グーチーパ》は《Eのスポーツ JKスタジアム》で出しても召喚ではないので登場時効果が発動しないし、《ウルトラ・ミラクルッピー》とかも出しても別に全然勝たないのである。

 だが、それは「《Eのスポーツ JKスタジアム》はジャンケンとテキストにあるクリーチャーを出すためのカードだから」……と、そんな風にあらかじめ決めつけてしまっているせいではないか。

 とはいえ、ジャンケンをしない《Eのスポーツ JKスタジアム》など《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》の下位互換ではないのかと思われるかもしれない。

 しかしそうではないのだ。何も弱いクリーチャーをわざわざ出す必要はなく、もっとシンプルに考えればこのカードは「毎ターン確実にジャンケンができるカード」として捉えることが可能なのである。

 「毎ターン確実にジャンケンができる」ということは、「毎ターン相手に腕の使用を要求する」ということでもある。しかも負けても何のデメリットもない。ということは、まさしく「相手に無限回のジャンケンを強いることで相手の腕を破壊するために生まれてきたカード」であると言うことができる。

 つまり《Eのスポーツ JKスタジアム》とは、「相手の腕を折れ!!!!😡😡😡」というウィザーズからのメッセージだったのだ (※違います)。

▲「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」収録、《神の試練》

 無限ターンを獲得する方法としては、《神の試練》が最も簡単だろう。

 というか、《Eのスポーツ JKスタジアム》を設置すると毎ターンカードを引くことになるので山札切れを防ぐ意味でも《神の試練》が最適だ。このカードが唱えられた時点で対戦相手にとっては腕一本をかけた文字通りの「試練」が待ち受けることになるという点でも皮肉が効いている。

▲「クロニクル最終決戦デッキ 覚醒流星譚」収録、《龍素記号Sr スペルサイクリカ》
▲超天篇第4弾「超超超天!覚醒ジョギラゴン vs. 零龍卍誕」収録、《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》
▲「絶対王者!! デュエキングパック」収録、《ドレミ団の光魂Go!》
▲「絶対王者!! デュエキングパック」収録、《サイバー・I・チョイス》

 《神の試練》で追加ターンを獲得するためには山札を掘りきらないといけないところ、「ネバーループ」でも使われている《龍素記号Sr スペルサイクリカ》+《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》+《ドレミ団の光魂Go!》+《サイバー・I・チョイス》 (or 《龍聖霊ウルフェウス/ヘブンの衝撃》) のコンボは、《神の試練》で無限ターンを獲得するのにどうせ《龍素記号Sr スペルサイクリカ》+《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》は使用するというのもあってうってつけと言えるだろう。

 ここまで書くと「じゃあネバーループでいいじゃねーか!」というツッコミが入るかもしれないが、繰り返しになるけれどもあくまで1ゲームで実質2勝するために対戦相手をトーナメントから脱落させたい、そのために対戦相手の腕を破壊したいというのが本旨なので、対戦相手のアクションを要求しないネバーループではダメなのである。

 というわけで、できあがったのがこちらの「エターナル・ジャンケン」だ!

 『エターナル・ジャンケン』

枚数
カード名
4 《オブラディ・ホーネット/「Let it Bee!」》
2
《奇天烈 シャッフ》
4 《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》
4
《闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》
4 《龍素記号Sr スペルサイクリカ》
3 《龍聖霊ウルフェウス/ヘブンの衝撃》
1 《サイバー・I・チョイス》
4 《黒豆だんしゃく/白米男しゃく》
2 《ディメンジョン・ゲート》
4 《ドンドン水撒くナウ》
2 《神の試練》
4 《ドレミ団の光魂Go!》
2 《Eのスポーツ JKスタジアム》

 

 ただここまで書いて気づいたのだが、デュエル・マスターズのルールではゲームの途中で投了することが認められているので、相手は腕が疲れたら投了することができてしまう。これではやはり1ゲームで1勝しかすることができない。

▲「アルティメット・クロニクル・デッキ 2019 SSS!! 侵略デッドディザスター」収録、《奇天烈 シャッフ》

 なので、最終的には《奇天烈 シャッフ》で相手の発声を封じることで投了させないというのがこのデッキのプランとなる。

 ……え、「《奇天烈 シャッフ》は数字しか言えないのになんて宣言するのか」って?

 もちろんそれは決まっている。「59 (こきゅう) 」ってね……。

 

 

 

 読者の皆さんを激寒地獄 (コキュートス) に落としたところで、ではまた次回!


ライター:まつがん                      
 
フリーライター。クソデッキビルダー。        
 
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。  
 
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。

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次回更新は10/22(金)更新!!

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