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デュエマ妄想構築録 vol.42-2 ~3色嫌がらせビート!ギャラクシー・ヘイトリッパー!!~

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By まつがん

 「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」は、正直これだけで1年くらいデッキ作っていられるくらい遊びがいのある新カードを大量に供給してくれた。

 その中でも、「遊び」というよりは「ガチ」に近いカードがこれだ。

▲「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」収録、《影速 ザ・トリッパー》

 《影速 ザ・トリッパー》。いにしえの強カードである《停滞の影タイム・トリッパー》を多色にしたら、なぜかスピードアタッカーとおまけにコマンドも付いてしまったバグカードである。

 もちろん私も、このカードが既に環境において火闇邪王門や4Cハキリなどにおいて活躍していることは知っている。だが、本当にそれだけなのだろうか?

 《影速 ザ・トリッパー》には、もっとその性能を生かせる場が存在するのではないか……それが今回のデッキ構築の出発点となる。

 私はそう思ったのには理由がある。それは、私の中で「《影速 ザ・トリッパー》を補完するカードとは何か?」という疑問が生じたからだ。

 《影速 ザ・トリッパー》をコンセプトにするとき、それがコンセプトである以上「5~8枚目を入れたい」という要請が必ず生じる。

 だがここで、《停滞の影タイム・トリッパー》がその要請に応えられるスペックを持っていないという難点がある。単にマナを縛る能力として見るならば別論、「遅延の信頼性」という大きな視点で見たとき、《停滞の影タイム・トリッパー》はトリッパー特有の後手番時の弱さと、パワー1000という脆さが相まって、不十分なカードパワーが浮き彫りとなるからだ。

 しかし、相手のマナを縛れるクリーチャーなど他に存在するはずもない。ならば《影速 ザ・トリッパー》をコンセプトに据えることは不可能なのか……とここまで考えたところで、私はたどり着いたのだ。

 必要なのは、「遅延の信頼性」。ならば《停滞の影タイム・トリッパー》の相棒には、どちらかといえば《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》のような性質を持つカードの方が相応しいのではないか、という仮説に。

 そう、すなわち。

▲王来篇第2弾「禁時王の凶来」収録、《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》
▲王来篇第3弾「禁断龍VS禁断竜」収録、《天翼 クリティブ-1》

 火光闇の3色メタビートを作ればいいのでは???🤔🤔🤔

 「《影速 ザ・トリッパー》の5~8枚目は《停滞の影タイム・トリッパー》」という固定観念こそが、新デッキへの到達を妨げていた。むしろ「先手は《影速 ザ・トリッパー》、後手は《天翼 クリティブ-1》」という柔軟性を持つことで、「遅延の信頼性」を確保したメタビートを組むことが可能となるのである。

 ……などともっともらしい理屈を付けてみたが、本音は《天翼 クリティブ-1》と《影速 ザ・トリッパー》に挟まれてにっちもさっちもいかなくなった対戦相手を見て高笑いしたいだけである。やはりカードゲームは相手に嫌がらせをしてナンボの世界なのだ。

▲「クロニクル最終決戦デッキ ⿓魂紅蓮譚」収録、《龍覇 グレンアイラ》
▲十王篇第1弾「切札x鬼札 キングウォーズ!!!」収録、《GOOOSOKU・ザボンバ》

 それでも火光闇の3色となると、《フェアリー・ライフ》などのマナサポートや《天災 デドダム》による強引な色確保などもできないため、事故の懸念が付きまとう。だが3色を持ちながら状況に応じて自在にドラグハート・ウェポンを選択できる《龍覇 グレンアイラ》が、マナ源としても3コストクリーチャーとしても縦横無尽に活躍してくれる。

 また、多色カードの中でも《GOOOSOKU・ザボンバ》は、メタクリーチャーを「マジボンバー」で展開しながら攻撃できるため、メタビートとの相性が良い。

▲革命第1章「燃えろドギラゴン!!」収録、《轟く侵略 レッドゾーン》
▲「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」収録、《”逆悪襲”ブランド》

 とはいえ《GOOOSOKU・ザボンバ》が入ると、《影速 ザ・トリッパー》と合わせてコマンドが8枚入ったことで《轟く侵略 レッドゾーン》をフィニッシャーに据えたくなってくる。しかし、同じく「デュエキングMAX」で登場した《”逆悪襲”ブランド》がその代わりを十分に勤め上げてくれる。

 何せ下バイを1体消しながら《轟く侵略 レッドゾーン》に「侵略」して3点入れるのと、《影速 ザ・トリッパー》を脇に立たせたまま《”逆悪襲”ブランド》と合わせて殴るのとでは、打点的にはほとんど変わらないからだ。

 もちろん手札消費が必要だったり余分なマナがかかったりするため単純にジャスキルを狙いづらくはなるが、《”逆悪襲”ブランド》が下バイなしで機能するのと、《流星のガイアッシュ・カイザー》を出させないという意味ではむしろ現代デュエマの方向性に即したデッキ構築と言えるだろう。

▲超天篇第2弾「青きC.A.P.と漆黒の大卍罪」収録、《スキマ・デ・ミール/こちらにイラッシャ~イ…!!》
▲「20周年超感謝メモリアルパック 究極の章 デュエキングMAX」収録、《Dの光陣 ムルムル守神宮》

 火光闇というカラーリングに特有のオシャレなカード採用としては、《スキマ・デ・ミール/こちらにイラッシャ~イ…!!》がある。メタビートの弱点として「マッハファイターへの弱さ」があるが、このカードを採用することで、メタクリーチャーにスレイヤーを付与して処理を難しくできるのである。

 また、S・トリガー枠として《Dの光陣 ムルムル守神宮》《Dの牢閣 メメント守神宮》を採用すれば、「スレイヤー」+「ブロッカー」の無敵の防御陣が完成する。相手の嫌がる顔を具体的に想像する。それだけがカードゲームを強くする。

 というわけで、できあがったのがこちらの「ギャラクシー・ヘイトリッパー」だ!

 『ギャラクシー・ヘイトリッパー』

枚数
カード名
4 《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》
4
《天翼 クリティブ-1》
2 《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》
1
《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》
2 《停滞の影タイム・トリッパー》
4 《影速 ザ・トリッパー》
4 《シャーロール・ドイル》
4 《龍覇 グレンアイラ》
1 《単騎連射 マグナム》
4 《GOOOSOKU・ザボンバ》
2 《スキマ・デ・ミール/こちらにイラッシャ~イ…!!》
4 《”逆悪襲”ブランド》
1 《”轟轟轟”ブランド》
2 《Dの光陣 ムルムル守神宮》
1 《Dの牢閣 メメント守神宮》
枚数
超次元ゾーン
1 《爆熱剣 バトライ刃》
1 《太陽槍 ラヴェリテ》
1 《革命槍 ジャンヌ・ミゼル》
1 《無敵剣 プロト・ギガハート》
1 《熱血剣 グリージーホーン》
1 《熱血爪 メリケン・バルク》
2 《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》
枚数
超GRゾーン
2 《ゴルドンゴルドー》
2 《ポッポーポップコー》
2 《ダダダチッコ・ダッチー》
2 《続召の意志 マーチス》
2 《カット 丙-二式》
2 《マジン 丁-二式》

 

???「あ、じゃあ《ボルシャック・スーパーヒーロー》出します!

 やめろ!!!!(とても嫌そうな顔)……そ、その声は!?

 容赦のない男、デッドマン!!(デッドマンじゃなくてジョイマン……?)

デッドマン「クリスマスプレゼントが欲しい研究仙人のために、また新しいカードを持ってきましたよ!」

 はたしてデッドマンが持ってきてくれたカードとは!?……といって来週はお休みなので、デッドマンのカードはクリスマスプレゼント通り越してお年玉になっちゃうんだけれども。

 ともあれ、次回に続く!よいお年を!!


ライター:まつがん                      
 
フリーライター。クソデッキビルダー。        
 
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。  
 
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。

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来週はお休み。次回更新は2022年1/7(金)更新!!

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