【スプラトゥーン】トッププレイヤー イカすガチ対談マッチ!! あとばる×ろんつが語る最新環境~4~

甲子園には魔物がいる!?

――ろんつさんは『スプラトゥーン甲子園2019』の中国地区大会で優勝しましたが、甲子園に向けてはチームでどんな練習をしていったのでしょうか?
ろんつ:対戦相手を見つけて、実際に甲子園のステージでひたすら試合を繰り返してました。
 
――対抗戦で自分たちの悪い点や改善点を洗い出して、修正していくという形でしょうか。
ろんつ:そうですね。実際に練習し始めたのは甲子園が発表されて、最初の東海地区予選の前から練習していました。
 
――チームメンバーは、もともとよく一緒にプレーしていた方たちだったんですか?
ろんつ:自分がよくやっていたのはひとりだけで、ほかのふたりは今回のチームを結成するに当たって初めて顔をあわせたメンバーですね。
 
――それは、もうひとかたのお知り合いとかで?
ろんつ:そうですね。よく一緒にプレーしていたメンバーの知り合いが集まってきてやっていましたね。
 
――ブキの編成はどのように決めていったんですか? それぞれが得意なブキを使っていった?
ろんつ:いや。けっこう試行錯誤あったんですけど、練習している相手とかも結局、そこそこの顔見知りというか、知り合いな訳であって、ある程度「強い編成」ってのが固まってくるんですね。で、その中でスクリュースロッシャーを使っているのが自分しかいなかったんですよ。第3回甲子園のころはまだ塗りが強かったので若干はいたんですけど、第4回の地区大会で優勝しているチームにはまったくいなくて。
 

 
――確かにスクリュースロッシャーを使っているのは珍しいですよね。
ろんつ:周りに使っている人がいるわけでもなかったので。それで、最終的には自分がスクリュースロッシャー固定になって、ほかのみんながナワバリに強いブキを持ってサポートしてくれるという形になりました。
 
――結果、見事に優勝したわけですが、大会前は優勝する自信はありましたか?
ろんつ:いいところまでは行けると思っていました。
 
――やっぱり対抗戦とかの勝率もよかった?
ろんつ:いや、勝率は悪かったです。実際、うちのチームとの対抗戦だと、あとばるさんのチームに8ステージ中の7本取られたりしていましたからね。
 
――それでも自信があった理由は?
ろんつ:自分はガチマッチとかでもそうなんですけど、対抗戦とかもチームの雰囲気がけっこう気になっていて。なんというか、試合のときに“負ける”という雰囲気が、大会だったり、ガチマッチだったりであるんですよね。「これ、あと1回失敗したら負けるな」とか。そうすると本当に負けちゃうんですけど、うちのチームは勝率は高くなかったんですけど、そういったネガティブな雰囲気がまったくなくて。もともと自信はあったので、地区大会でも「楽しんでいこう」というポジティブな雰囲気のまま試合に臨めました。
 
――チームとしての雰囲気がすごくよかったんですね。
ろんつ:はい。だからこそ練習も頑張れたのかな、と思いますね。
 
――実際、中国地区大会は準決勝こそ1本落としましたけど、全体的には危なげない形で優勝しました。緊張はあまりなかった?
ろんつ:少なからず緊張はしてたと思いますけど、自分的にはそこまで緊張しているという感覚はなかったですね。
 
あとばる:準決勝まで行っちゃうともう楽しいよね。
 
ろんつ:そうですね。
 
あとばる:準決勝から2本先取になるんですけど、そこまで行っちゃうとエクスタシーが(笑)。注目度も高まって、ここですごいプレーをしたら会場が沸くぞ、という楽しみしか残っていないという。とくに彼らクラスの場合、自分たちの実力ってのはもう疑いがないんですよ。普通にオンラインの大会とかでも優勝しているので。となったら、あとは一番怖いのがナワバリバトル特有の事故とか、甲子園の魔物なんですけど、2本先取制になると、要は試行回数が稼げるので、実力のあるほうが勝ちやすくなりますしね。そういった精神面での余裕が生まれるのは大きいと思いますね。
 

【今回のまとめ】
・スクリュースロッシャーは相手よりも先に弾を当てる先制攻撃が大事!
・シューターでスロッシャーと戦うときは、相手の立ちたいポジションをつぶす動きを意識せよ!
・とにかく楽しむことが大会で勝つためのポイント!

 
次回は最強チームGGBOYZから”やまみっちー”さんが登場! 来週の更新を見逃すな!<次回に続く>

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次回は12/4(火)更新!!