【原神プレイ日記】角満の『原神』大紀行:第146話 “公子”との激突(2)

いざ、決戦のとき!

 『原神』のストーリー的に、かなり重要な位置づけにあると思われる秘境“黄金と孤影”に乗り込んできたところまで前回の記事で書いた。

 “黄金と孤影”の舞台となるのは、“黄金屋”という怪しい建物。

 このだだっ広い広間が、決戦の場となるのだろう。

 そして……。

 中で待っていたのは……やっぱり↓この男だった!!

 タルタリヤでたぁぁぁあああ!!! このイケメン、絶対にヤバいところで絡んでくると思っていたんだよ……。

 じつは、タルタリヤが物語進行のカギを握っている……ということは肌感覚でわかっていたし、さらに“タルタリヤファン”を自認する同僚のたっちー先生からも、さんざん言われていたのよ。

 「キサマ、もうすぐタルタリヤ戦やろ!! それを読むのを楽しみにしてるねん!! どうか……タルタル様が勝ちますように!!!><

 ってな(苦笑)。どっちの応援してんねん。

 ここでの会話はストーリー進行だけで、やっぱり対決は避けられそうもない。

 となったら……!

 いま持てるすべての力をぶつけて、タルタリヤを退けるしかないな!!

 戦闘が始まった直後、俺は機先を制するためにいきなり、刻晴の元素爆発を放った。

 おおお??

 ウワサで聞く限りでは、ここでのタルタリヤは異常なほど強く、挫折しかける冒険者もけっこう多いとかなんとか。

 しかし、刻晴の元素爆発でおもしろいようにHPが削れるのを見ると……! もしかしたら、俺は……!!

 「なるほど。どうやら俺は、強くなりすぎたのかもしれん

 この間、一生懸命にキャラを育てたからなーーー!!ww

 ……まあ、テコ入れしたのは甘雨とクレーだけで、刻晴はほとんどいじっていないんだけど(苦笑)。それでもこんだけガリガリに削れるならば……タルタリヤ戦は、あっさりと終わっちまうかもしれないぞ!!!

 もちろん、“強者”の呼び声高いタルタリヤも、水元素のトリッキーな攻撃を仕掛けてきて、

 ときに大ダメージを与えて角満アーミーズをヒヤッとさせる。

 しかし、刻晴とクレーを中心に攻撃を畳みかけたところ……!

 ついに……!

 ボボボボボボンッ!!!www はい、戦闘終了~~~wwww

 ……とはならず(驚)。

 なんとここでイケメン君、“邪眼解放”という第2形態になりやがったではないか!!!

 でも、やたらと圧倒できた時点で、コレは想定済み。

 「きっと、変身すんだろうな^^;」

 と予測ができたので、さほど精神的なダメージは入らなかったと思う。

 そんな第2形態も、我が軍最強の甘雨&クレーのコンビネーションでボッコボコに削りまくる!!

 よし……!!! 今度こそ終了だ!!!

 「邪眼解放ッ!!!」

 なんて、かっこつけて厨二にほざいていたけど、どうかあの世で赤面してくれ!!!www

 「はい、今度こそ戦闘終了~~~wwww」

 ヘラヘラと笑いながら断言したんだけど……なんと……w

 ……って、何回変身すんねん!!!!(怒)

 「ワタシはまだ、2回も変身を残しているんですよぉ」

 とか言われそうでコワイわ!!!

 しかも……。

 タルタリヤ戦の本番は、ここからだったようだ。

 第3形態のヨロイ武者状態と比べたら、ノーマル、邪眼解放のタルタリヤなんて……相撲で言ったら入門したばかりのフンドシ担ぎ、編集者で言ったら記事を書くことを許されずにテープ起こしばかりやらされるペーペーみたいなもの……!!><

 その、圧倒的武力を前に、角満アーミーズは……(((( ;゚Д゚)))

 次回、決着!?

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。