デュエマ妄想構築録 vol.17-3 ~誰がギガ!?オレガギガ!《ダンゴ武者》登場!!~

By まつがん
 
~前回までのあらすじ~
 

 
クイズの正解は「ダンゴムシの動き」だそうです。わかるか!
 
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デッキ構築においては、ありとあらゆるすべてがヒントとなる。
 
自我が崩壊しそうになりながらも《クイーン・アマテラス》で《ア・ストラ・ゼーレ》を出そうとしたり、ドーピングでマッスルレボリューションしようとしたりしてわかったことは、一見荒唐無稽な脱線や牽強付会も、見方を変えればデッキ構築のヒントとなるということだ。
 
そう……森羅万象、すべてに意味がある。
 
それはたとえば、「ダンゴムシの動き」にも。
 
それでは紹介しよう。こちらが12月に発売予定の超天篇第4弾「超超超天!覚醒ジョギラゴン vs. 零龍卍誕」に収録される新カード、《ダンゴ武者》だ!
 

▲超天篇第4弾「超超超天!覚醒ジョギラゴン vs. 零龍卍誕」収録、「ダンゴ武者」

ギガ・オレガ・オーラだと……?
 
オレガ・オーラを拡張したカードタイプである「ギガ・オレガ・オーラ」は、端的に言えば「オレガ・オーラの2倍の働きをするオーラ」である。
 
これを使う場合、「1. GR召喚を2回してそのうちの片方に付ける」か、「2. 既に存在するGRクリーチャーに付ける場合は、脇にもう1体GR召喚する」ことができるのだ (正確な挙動については、発表されるであろうFAQをご覧いただきたい)。
 
《知識と流転と時空の決断》や《”魔神轟怒”万軍投》を見ている諸君に対しては、これがいかに強力なアクションかは今さら説明するまでもないだろう……《天啓 CX-20》や《マリゴルドⅢ》が存在する時点で、GR召喚1回分の価値は超天篇第1弾の時点とは比べ物にならないくらい上昇している。それが2回できるというのだから、それだけでまず4マナ分くらいのカードパワーは担保されている。
 
だが、《ダンゴ武者》がすごいのはさらにそれだけではない。何といってもこのカードは、どんなオーラでも踏み倒すことができるオーラなのだ。
 
《我狼罪 フェンリ業ル》や《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》ですら、踏み倒せるオーラのコストには制限があった。しかし《ダンゴ武者》にはそれがない。山札の上2枚から見つかるならば、《ア・ストラ・ゼーレ》でも《Code:1059》でも《罪修羅ジェリ奪カギュラ》でもそれこそ《大卍罪 ド・ラガンザーク 卍》でも、なんでも好きなオーラを踏み倒すことができる。
 
なんなら2枚目、3枚目、4枚目……と《ダンゴ武者》が連鎖していくことすら考えられる。こうした効果の連鎖は通常複数のカードの組み合わせによって発生するものだが、《ダンゴ武者》はそれを1枚で実現する。
 
1が10にも100にも変わりうる……それはすなわち、無限の可能性を持っているということに他ならない。
 
そんなわけで、次回は早速この無限の可能性を持った《ダンゴ武者》を使い、デッキを作っていくことにしよう。
 
次回に続く!

ライター:まつがん
フリーライター。クソデッキビルダー。
論理的な発想でカード同士にシナジーを見出すのだが、途中で飛躍して明後日の方向に行くことを得意とする。
オリジナルデッキでメタゲームに風穴を開けるべく日夜チャレンジを続けている(が、上記のような理由で大体失敗する)。

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次回は12/13(金)更新!!