遠き日の思い出
『あつ森』本編でまたまたできることが増えてしまい、なんとなんとルナステラ島でいっしょに暮らす住民の家をリフォームできるようになってしまいました……と、以前ここで紹介させてもらった。
そのときは、コワモテ住民のアポロの家をデザインし直したわけだけど、我ながら抜群の出来栄えには感動すら覚えたね。もともとシックで大人っぽかったアポロの部屋は……なんということでしょう！！！
夜景さんざめく、ワインとローストチキンが似合いそうな、こんな空間になったのでした！！
これに気を良くした俺は、
｢こうなったら、全住民の部屋をリノベーションしてやるぜ！！ 各人の好みを継承しつつも、俺のセンスでワンランク上の生活をプレゼントいたします！！！ｗｗ｣
こんな、インチキ業者のキャッチコピーみたいなことをつぶやきつつ、つぎの候補として……もっとも新しい住民であるオオカミのシベリアのもとを訪問したのでありました！！
す、するとだな……。
件のシベリアから、あまりにも意外な指摘をされてしまったんだけど……(((( ；ﾟДﾟ)))
え……(((( ；ﾟДﾟ)))
おおお、俺……シベリアに1週間以上も話し掛けていなかったの！？！ まだルナステラ島の空気に馴染んでおらず、あだ名呼びもされていない、いまもっともケアをしなければいけない新参の住民をほったらかしにしていたのかよ俺！！！＞＜
これで思い出したのが、22歳か23歳で古巣に中途入社したばかりのころの自分の姿だ。
のちにこの若者は編集長にまでなるのだが、当時の先輩社員たちはそんなことは想像だにしていない（あたりめーだろ）。編集者とデザイナーを合わせたら100名を超える（マジです）部員がいた大所帯の編集部のこと。新参の中途入社組など出入りの弁当屋さんくらいにしか思われておらず、まもなく壮大な放置プレイが始まってしまう。出社してもやることがなかった俺はそそくさと編集部を抜け出し、本屋やゲームショップを巡っては時間を潰していた。そんな日々は、2週間も続いたろうか……ｗ
……っていうヒデェ放置と同じことを、俺はシベリアにやっちまったことになる＞＜ シベリア、本当にスマンかった＞＜ これからはマメに話しかけるようにするからね（涙）。
ちなみに、ぼっち新人編集者と化していた俺を孤独の砂漠から救ってくれたのは、のちに編集長となるバカタール加藤さんという先輩であったｗ 加藤さんは、
｢かどま～～～ん。何してんの～～～ｗ｣
と間延びした声でたびたび話し掛けてくれて、メシに連れていってくれたり、ちょっとした作業の手伝いを振ってくれたりして、人見知りの俺が編集部に馴染むように仕向けてくれたのであります。加藤さんの存在なかりせば、大塚角満というモノ書きは生まれていなかったろうなぁ。
とまあ、関係ない話を長々と書いてしまったが、こんな失礼をしてしまった直後のシベリアに、
｢失礼ついでに言うけど……君の部屋、作り直させてくれない？＾＾；｣
なんて図々しい提案をするわけにもいかず、俺はべつの人物に白羽の矢を立てることにした。
まずは案内所のたぬきちに声を掛けて……！
住民リストの中から選び出したのは……！！！
そう！！ ちゃちゃまる！！
ちゃちゃまるの部屋って草原風の造りなんだけど、他の住民のソレに比べたら比較的シンプルなので、改良の余地がアリアリだと思ったのだ。
そこでさっそく、ちゃちゃまるを呼び出してもらったんだけど……ｗ
！！？！？ｗｗｗ ちょっとｗｗｗ どこのチンピラだよちゃちゃまる！！ｗｗｗ
いきなり、イキったヒツジが現れて、マジで噴き出しそうになったわ……ｗ なんかちゃちゃまるって、ガラの悪いチョイ悪系のファッションが好きなんだよなーーー！ｗｗｗ
そんなチンピラヒツジに、リフォームの提案を行ったｗ
すると……！
おおｗｗ ふつうのちゃちゃまるだったｗｗｗ これで中身までワルに染まっていて、
｢は？？？ なんでそんなことしねーといけねえの？？ オマエ、ナメてんのか。ふんふん！｣
なんて言われたらどうしようかと思ったよ……ｗ
ではでは、ちゃちゃまるの気が変わらぬうちに作業を始めてしまおうか。まずは外観だけど……！
草原のイメージを、そのままドアや屋根に反映！！ これを皮切りに、ちゃちゃまる邸の改装スタートだ！！！
続く！
1年前の今日は？
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は？”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います！
ちょうど1年前、2021年5月10日の様子は↓こちらです。
ヨナグニサンが出没するようになって、見るたびにビビっていた1年前ｗ
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部！”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか！』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト：
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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