ポキでのお買い物をきっかけに
ここんとこ『ハッピーホームパラダイス』の別荘制作話が続いていたので、ひさしぶりに箸休めとして、ルナステラ島の日常を書きたいと思う。
……と言っても、取っ掛かりはリゾートバイトの地であるタクミライフの事務所なんだがなｗ
タクミライフでは別荘作りの報酬として、“ポキ”という独自通貨による給料を支払ってくれる。
ご承知の通り、『あつ森』本編では“ベル”という通貨単位が使われているわけだが、なんとこのリゾート地では、ベルによる買い物は不可能……。逆もまたしかりで、ポキを用いてルナステラ島でショッピングをすることはできない仕様になっている。
じつはゲームが進むと、その日のレートによってポキとベルの両替ができるようになるらしいんだけど、俺はまだその段階に達していないので、どちらも“独立した通貨”として、それぞれの島でのみ使用している。これが、今回のお話の大前提であります。
そんなポキの使い道だが、じつはそれほど多くはない。多くはないんだけど……タクミライフの事務所では日替わりで珍しい家具やアイテムを展示しており、なんとそれをポキを使えば購入することが可能なのだ！！
代表的なところでは、自分の島の住民をリゾート地に招待するために使う↓こちらの……！
おみやげチョコレート＾＾
800ポキとお買い得だし、まとめ買いもできるので、俺はつねに5個くらいを持ち歩いて、ときたまルナステラ島の仲間をリゾート地に連れて行っている。
でも、これはあくまでも“システム的な”ポキの使い方で、メインとなるのはやはり、ナッティーさん厳選の珍しい家具を買い集めるこいとにあると思うのだ。
ひと目見た瞬間に｢ほ、欲しい！！！｣となり、俺が速攻で購入してしまったアイテムは以下のようなものたちでありますｗ
カプセルトイはここで購入したのち、すぐにタヌキショッピングで追加注文もして、
ルナステラ島の一角に並べてあるｗｗ 今後はもっともっと増やして、カプセルトイ専門店のようなスペースを作るのが夢ｗｗｗ
大物では、
ちょっと変わった机や観葉植物系のアイテムも、けっこうな数をここで買っていると思う。最近の傾向としては、
｢まずは、タクミライフの展示品をチェック！！ ポキは、いくら持っていてもここでしか使い道がないからな！！ｗ｣
↑これが、俺が『あつ森』をプレイする上での“裏標語”のようになっていると思うわｗ
で。
最近この展示品の中から“てすり”という家具を購入したのよ。
ホラ、バレエやダンスのレッスン場などで大きな鏡の前に設えられたりしている、シンプルで機能的なあの“手すり”だ。部屋のアクセントにもなりそうだったので迷わず購入し、ルナステラ島の自宅に戻って速攻で設置しようと思ったのである。
ところが……。
ちとスクショを撮り漏らしてしまっていたのでお見せできないんだけど、空港を出て走り出したところで、
｢あ！ あいぼう～～～！！｣
と呼び止められてしまったのだ。
現在、ルナステラ島で俺のことを相棒と呼ぶのは、コグマのメープルだけである。彼女はニコニコと俺に接近するや、藪から棒に↓こんなことを言ったのである。
｢じつは、“てすり”を買う夢を見たんです……。これは正夢にしたいなと思って探しているんですけど……って、相棒！！ 持ってるじゃないですか～～～＾＾ それ、私の“雨ガッパ”と交換してくださいだベア！！！｣
ええええええ！！？ これ、いま手に入れたばっかなんですけどぉぉぉおお！！！
俺はこれまで、どうぶつから持ち掛けられた相談や商談に関しては、ただの一度も断ったことがなかった。たとえ、5000ベルで買った家具を、
｢それ、300ベルで譲ってくれない？？｣
なんてふざけた値切りをされたときでも、
｢ま、いっか……｣
唯々諾々と頷いてきた人間である。
しかし……今回ばかりは……！ せっかくリゾート地から輸入してきた手すりなのである！！ それを……使い古しの雨ガッパなんかと交換したくねぇぇぇえええ！！！（怒）
ってことで、ついに……！ “どうぶつの申し出はすべて受ける”というポリシーをかなぐり捨てて……！！
｢すまん、無理。ていうか、ずうずうしすぎる｣
言下に拒否ッ！！！ 初めてメープルを冷たくあしらってしまったのだ。
これが、1月初旬のお話だ。
初めて発生した住民との小さな亀裂であったが、2週間も経過すれば忘れかけてくるもの。
そんな折、俺はまたもやタクミライフの事務所で、じつに魅力的なアイテムを見つけてしまったのである。
それが↓こちら！！
！！！！！ ががが、がいこつ！！！ それも……RPGのダンジョンとかに置いてありそうな、じつにゲーム的な魅力に満ちたリアルなお骨ではないですか！！！
当然、1ミリの逡巡もなくコレを購入したんだけど……！
このがいこつをきっかけに、再び“事件”が起こるのである。
続く。
1年前の今日は？
せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は？”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います！
ちょうど1年前、2021年1月30日の様子は↓こちらです。
キャンプサイトにやってきたのは、人気どうぶつのゆきみ。……スカウトしなかったけどｗ
大塚 角満
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部！”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか！』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。
『あつまれ どうぶつの森』公式サイト：
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html
※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
© 2020 Nintendo
