【あつ森】『あつまれ どうぶつの森』プレイ日記 角満島開拓日誌 第688回 リゾート島、同窓会の会場となる

懐かしの面々と!

 『ハッピーホームパラダイス』に進出し、リゾートバイトの別荘作りに精を出し始めてから、早くも1ヵ月が経過した。

 最初こそ、

 「自分の部屋の片づけにも苦慮している俺が、人様の別荘なんて手掛けられるんだろうか……??((゚Д゚;))

 と、親とはぐれた小鹿のように震えていたが……気づけば、建築された別荘の数は20棟以上にwww

 「いろんなテーマの建物が作れる『ハッピーホームパラダイス』、楽しすぎかよ!!!www」

 そう言ってはばからなくなり、ホントに1日1棟くらいのハイペースで別荘作りに勤しんでいるのであった。

 加えてリゾート地には、別荘作りとは違う楽しみがあることも見逃してはならない。

 皆さんご存知の通り、『あつ森』本編の自分の島に居住許可が出せるどうぶつは“10人まで”となっている。つまり、どんなに好みのどうぶつがキャンプサイトに現れても、住居に空きがない限りは、ロケットペンシル方式で誰かを引っ越しさせないとスカウトができないようになっているのである。

 この仕様により、たくさんの出会いと別れが生まれる。

 俺は『あつ森』の発売以来、1日も欠かさずプレイしているので、この出会いと別れを誰よりも多く経験していると言っても過言ではない。

 人事交流、ジョブローテーション、部署の刷新、リスタート……!

 人(どうぶつだけど)の入れ替えにまつわる耳障りのいい言葉はたくさんあるけど、『あつ森』の島で展開されるのは要するに“椅子取りゲーム”である。椅子に座ることができなかったどうぶつたちは、否が応でも島から出て行くことになるわけで……!

 なんでこんなナマナマしいことを書き始めたのかというと、そんな涙ながらの別れを経験したプレイヤーに対する救済措置と言うべきか、このリゾート地の浜辺にはたくさんの“昔馴染み”が現れて、再びの交流を可能にしてくれることを強調したかったから!!w

 もちろん、島から引っ越しをした瞬間にそのどうぶつは記憶を消されてしまうので(これだけなんとかしてほしいw)、こちらのことは1ミクロンも覚えていない。それでも、プレイヤーサイドにはしっかりと件のどうぶつとの思い出は残っているので、

 「ああ……! まさかここで、またキミに会えるとは!!!><

 と、感動もひとしおになるのでありますw

 俺もこのリゾート地で、たくさんの昔馴染みに遭遇したよ。

 今回はその例をいくつか紹介したいと思う。

 まずは、↓こちらの記事で詳細を書いたけど……!

 数ヵ月間、ルナステラ島で生活をともにしたヴァネッサねえさんだ。

 彼女には“エクササイズを楽しめる別荘”というテーマで別荘を建ててあげたことに始まり、

 リゾート島に建設した学校で教鞭をとってもらってもいるw 別荘だけでなく、職の斡旋もすることができて、島から追い出してしまった負い目がようやくここで解消できたわ^^;

 さらに……!

 浜辺では、↓こんな懐かしい面々との再会が待っていた!!!

 2020年の梅雨時に、1ヵ月ほどいっしょに暮したサントス!!

 キザタイプ不毛地帯だったルナステラ島において、貴重な働きをしてくれた人材だったんだよなー!

 続いては……! 

 おおお!! キッズもいたか!!!

 キッズがルナステラ島にいたのは、2020年4月19日~8月5日の4ヵ月間。可もなく不可もなくのどうぶつだったが(失礼)、こうしてひさびさに会うと……地元に帰って同級生の母ちゃんに会ったときのような感慨を覚える。

 どんどんいこう。

 ひさびさと言えば……↓こんな顔も!!

 !!! コアラのアデレード!!! なんて懐かしい!!!

 アデレードとともに暮らしたのは、2020年3月28日~7月11日の期間。ルナステラ島の5番目の住民であった。

 感覚的には、

 「え? アデレードって、4ヵ月弱しかいなかったの?? 1年くらいいっしょに暮してたと思ってた……」

 って感じで、地味な見た目とは裏腹になかなかの存在感を放っていたんだなといまになって思うw

 そして……↓こんな人物も発見!!!

 デターーーーーー!!!www “ルナステラ島の校長先生”こと、クマのベアード!!!www 巨獣系だけが放つ圧倒的な存在感で島を覆い、住民代表の俺をして、

 「ベアード……早く引っ越してくれねえかなあ!!><

 と思わせた唯一無二のどうぶつ!!

 しかし……!

 いっしょに暮した期間は2020年4月18日~5月12日と1ヵ月足らずだったんだけど、迫力の見た目とは真逆に花を愛で、美しいものには目がない心から優しいどうぶつだと知るにつけ、こちらの感情も変化。

 「ベアード……めっちゃいいヤツじゃん!!!><」

 と痛感して、引っ越していったときにはマジでちょっと泣きそうになってしまった逸材である。もしも今後、離島ツアーやキャンプサイトで出会ったら、本気でスカウトしてしまうかもしれない。

 最後に、↓こんなどうぶつにも出会いましたよ。

 !!!!! 超懐かしい!!!>< アーサーじゃんよーーー!!!><

 アーサーの獅子面を見た瞬間、『あつ森』を初めて起動した当時のことを鮮明に思い出してしまったよ……。というのも、アーサーは……!

 ヒノコと並んで、俺といっしょに初めてルナステラ島に上陸した記念すべき“初期メンバー”だから……! そういう意味ではまさに、幼少期をいっしょに過ごした竹馬の友みたいなものなのだよ!

 時は2020年3月末--。

 まさに新型コロナウイルスの脅威が忍び寄ってきたタイミングで、我が角満事務所も、

 「これから……どうやって仕事をしていこうか??」

 なんて、スタッフ一同(ふたりだけど)お通夜のような顔で仕事の形態を模索し始めたときだったんだよね。で、どうしてもダークサイドに堕ちかける気持ちを和ませるために『あつ森』を起動していたわけだけど、そこにいたのが……!

 このアーサーやヒノコ、上で紹介したアデレードやベアードに代表される初期メンバーだったんだよねぇ……!!

 そんな、懐かしの友との再会が容易にできる(かなり当たる頻度が高い!)のも、『ハッピーホームパラダイス』の魅力。一度に請け負える別荘作りは1棟だけなので、まだアデレードやアーサーの仕事は受けられていないんだけど、時間はたっぷりあるし、これからゆっくり相手をしていこうと思いましたとさ^^

 続く。

1年前の今日は?

 せっかく丸1年、1日たりとも欠かさずにプレイしているので新企画“1年前の今日は?”と題して、“昨年の今日のスクショ”を1枚掲載していこうと思います!

 ちょうど1年前、2021年2月6日の様子は↓こちらです。

 ルナステラ島始まって以来の大事件……! キャンプサイトに、ドラフト1位と言ってはばからなかったジュンが登場!!

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『あつまれ どうぶつの森』公式サイト:
https://www.nintendo.co.jp/switch/acbaa/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『あつまれ どうぶつの森』のものです。
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