角満の『デジボク地球防衛軍』プレイ日記 第6回 切り込み隊長“スパルタブラザーβくん”を紹介したい!

ブームの兆し……!

 思った通り……!

 この“角満の『デジボク地球防衛軍』プレイ日記”、じつに好調です!!w

 東京ゲームショウ2020の公式放送で初めて『デジボク地球防衛軍』のプレイアブル映像を見たときに覚えた確信、

 「『デジボク地球防衛軍』……絶対に話題になる!! そして、コロコロオンラインの読者と間違いなく親和性が高いゲーム性や!!

 これは……見込み通りだった。いや、そのときに感じた想いのさらに上を行く完成度で、『デジボク地球防衛軍』は手元にやってきてくれた。

 発売後、改めてプレイをしてみて、俺は想いを強くしたのである。

 「こいつを流行らせられないで、何がコロコロオンラインか! 何が大塚角満か!!

 とね。

 でまあ、連日更新している当プレイ日記を始めたわけだけど、デイリーの記事ランキングを見てもらえばわかる通り、非常に多くの読者の方々に注目してもらえている。

 ぜひこの調子で記事を書き続けて、のちのちにはオンラインプレイなんかも始めちゃって、コロコロオンライン読者のあいだに“デジボク地球防衛軍ブーム”を巻き起こしたい。

 そんな野望を抱いているので、デジボクEDF隊員の皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

切り込み隊長を紹介

 さて。

 本日は我が“角満アーミーズ”の切り込み隊長を紹介させていただこう。

 『デジボク地球防衛軍』には100種を超える兵科(キャラクターのことね)が登場し、その中から任意で4体のキャラを選定し、チームを作って戦場に赴く……という仕様になっている。

 もうこれだけでとてつもない組み合わせが存在することになり、その数は天文学的な数字にハネ上がることになるわけだが、さらに任意で武器やアクセサリーを自由に付け替えることも可能なことから、

 そ、その組み合わせの数は……“天文学的”ってさっき使っちゃったから、えっとえっと……なんかもう、地獄みたいにすげえ数(小学生か)に上るんだコレがよお!!!

 そして、一度戦場に出掛ければたいてい3人のブラザーが救助を待っているので、

 戦うごとにチームを構成するための選択肢が増えていく……というサイクルが生じる。

 その中からお気に入りのブラザーを絞り込んでいくのはかなり難しそうだけど……俺は早々に、

 「決まった!!! 我が軍の切り込み隊長は、キミ以外にいませんッ!!

 と決定づけることができた。それが、再三紹介している“スパルタブラザーβ君”なのである。

 でも、スパルタブラザーβを手に入れた当初は、まったく使うつもりはなかった。

 だって、『地球防衛軍』シリーズと言えば、虫のような大量の敵がウジャウジャウジャウジャウジャウジャ……と攻め入ってくるのがウリのひとつで、それは『デジボク地球防衛軍』にもしっかりと受け継がれていることから、シリーズ初プレイの俺はつぎのように考えたわけよ。

 「こんだけたくさんの敵が現れるとなると……囲まれる前に長距離砲で殲滅するのがいちばんだろうな! なのでなるべく、射程が長くて広範囲にダメージを与えられる武器をチョイスしていこう!!」

 と。

 そんな中にあって、スパルタブラザーβ君に代表される“格闘系”の兵科たちの射程は短い。

 射程が100メートルとか200メートルでも、

 「まあ……ふつうかな」

 という中にあって、格闘系の武器は総じて、

 “射程:5”

 しかないのだ!!w

 5だよ5!ww 5って、手を伸ばしたちょっと先の地点だよ!!w 5メートルしか射程がないってアナタ、それ殺虫剤のスプレーと同じくらいでしょ!!!w

 そう憤って、スパルタブラザーβ君に代表される格闘系の兵科たちはしばらく待機所で冷や飯を食い続けることになったのである。

 でも、ある日。

 「最近、どうしてもアリんコどもに囲まれることが多くなったんだよな……。となれば……囲まれる前提で射程の短い格闘系の兵科を入れてみるのもアリなのかねえ?? アリだけに」

 そんなことを思って、気まぐれにスパルタブラザーβ君をチームに組み込んでみたのである。

 そ、そしたら……!!

 「ズバズバズバズバッ!!!www わっはっはああああ!!!www

 囲まれることをモノともしない……どころか、むしろ敵が密集している最前線に喜んで飛び込み、

 「わっはっはっは!!ww 囲め囲め!!!ww こっちから行かなくてもいいから、楽でかなわんわ!!ww わっはっはあ!!ww

 と、迫りくるザコどもを片っ端から斬り伏せる脳筋系の戦士……! こ、これは強い!!! まさしく……無双状態やんけ!!

 しかも、スパルタブラザーβ君はスペシャルもすばらしい

 スパルタブラザーβ君のスペシャルは“イモータル・ソルジャー”という名で、効果としては、

 “交代技のひとつ。トラップとして私を敵陣に配置してくれ! いかなる大群も恐れず、踏みとどまって戦ってみせよう!”

 というもの。これ、使ってみるまでよくわからなかったんだけど……戦場では↓このようになる。

 何をしているのかというと、敵のさなかに止まって広範囲の強力な攻撃をくり出しているのだ。

 言ってしまえば、弁慶の立ち往生

 ザコの大群にも有効だし、耐久力の高いボス敵にはさらに有効!

 コレがあるのでどうしても、スパルタブラザーβ君はレギュラーから外せないのである。

 まあでも……致命的な弱点もあるんだけどね^^;

 それについては、またつぎの機会に!

 続く!

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS』公式サイト:
https://www.d3p.co.jp/edfwb/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍』のものです。
© 2020 Nintendo

角満の『デジボク地球防衛軍』プレイ日記 バックナンバー
▲第1回
四角い地球を救うのだ!!
▲第2回
まずは、何をするべきなのか?
▲第3回
戦場のアレコレ
▲第4回
編成するときの基準とは?(1)
▲第5回
編成するときの基準とは?(2)