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【新春レジェンド作家対談】「ヤバT大好き!」『マリオくん』の沢田先生の趣味に『ハゲ丸』ののむら先生驚愕!!【第3回】

【新春レジェンド作家対談】「ヤバT大好き!」『マリオくん』の沢田先生の趣味に『ハゲ丸』ののむら先生驚愕!!【第3回】

1月1日から1月5日までお送りする超豪華新春対談、第3回。今回は若いマンガ家さんたちに期待することを沢田ユキオ先生、のむらしんぼ先生がぶっちゃけ! そして、コロコロコミックで連載しているまんが家さんに感じることは嫉妬よりも……?

【新春レジェンド作家対談!】「マリオくんは偉大なるワンパターン!」マリオくん×ハゲ丸平成最後に大ぶっちゃけ! !【第1回】
お酒を酌み交わしつつ、盟友であるおふたりが平成最後に大ぶっちゃけ!
 【新春レジェンド作家対談】ハゲ丸、 マリオくん両先生が担当編集に求めることとは!?【第2回】
お互いの尊敬するところ、そしてまんが家の喜びについて、とことん語ってもらった!

——おふたりは新人まんが家さんの登竜門である小学館のまんが賞「新人コミック大賞」の児童部門の審査委員ですが、これまで審査を振り返って印象に残っていることや作家さんは誰ですか?

のむら:新人コミック大賞のお話で言えば、もうふたりで審査員をして今年で20年以上になります。沢田さんがすごいのは、これまでの受賞者の名前と作品名まで覚えてるんですよ。

沢田:それは審査員として、現役のまんが家さんと新しく入ってくる新人さんを繋げるパイプの役目があるんじゃないかと思ってるだけですよ。

▲のむら先生(右)に褒められっぱなしの沢田先生(左)。顔が赤くなっていますよ?

のむら:だから、沢田さんは素晴らしい! 僕は、昔はパーティーとかで大体顔とか覚えるんですけど、いまはちょっと厳しくて……。

沢田:僕も似たようなものです。
だけど、他のことは忘れていても、新人さんのことは覚えますね。

のむら:新人賞の作品で言えば、最近のはなかなか曽山くん(曽山一寿 第47回受賞)の時のような衝撃は少ないですね。「こういう描き方があったんだって、こんな絵柄があるんだって」いうの。

沢田:そうですね。
言ってしまえば、大人しめの作品が多いので、子どもがワクワクできるようなコロコロらしい作品が欲しいです。
驚かせて欲しい、というのは毎回ありますね。
そういう意味では、今コロコロコミックで『パズドラ』を連載している井上さん(井上桃太 第58回受賞)は、児童部門で大賞を唯一受賞された方なので、感情表現などを見てて、最初からうまかったなっていうのはありますね。
その当時の編集長さんに「大賞にしていいですか」って電話をいただいたことがあります。

▲月刊コロコロコミックで連載中の井上桃太先生の「パズドラ」

のむら:
コロコロ編集長に伺いを立てられるなんて、もう審査委員長じゃないですか?

沢田:違いますって!

——なるほど。では、おふたりの時と今の若いまんが家さんと違うなと感じるところはありますか?

のむら:そうですね。僕は以前のコロコロ編集長さんに司馬遼太郎の本のリストを作ってもらって読めって言われましたね。けど、最初の1冊くらいしか読まなくて、しばらく経ってから「読んだか?」と聞かれて「読んでません」って答えたら説教くらいましたよ。だから、時代が違うかもしれないですけど、まんがも多くなってまんがから学ぶ人が増えてきたと感じます。

沢田:あとアニメからっていうのもありますね。僕の場合、ベースは吉本新喜劇ですね。

のむら:他のエンタメから自分のまんがのネタに昇華できる感じですよね。常に勉強をしているイメージがありますよ。

沢田:僕自身は勉強とは思わないですね。日常的なものになっていて、吉本新喜劇も録画して見てますし、最近だと『M-1』のことを誰かに語りたくて仕方ない。あと、流行りの音楽は娘から教えてもらっていて、ヤバT(ヤバイTシャツ屋さん)を聴いています。

のむら:それ聞いて、すごいなって思いますよ。前はお笑いとかよく見てたのに、今は厳しいです。

沢田:だって、バンド名が「ヤバイTシャツ屋さん」ですよ?「何それ?」ってきになるわけですよ。

▲沢田先生の思わぬ反撃に、のむら先生はついていくのがやっと?

 

——おふたりはコロコロコミックのまんが家さんでライバル視していた方はいらっしゃいますか?

沢田:コロコロでは、ライバル意識っていうのはあまりないですね。

のむら:僕は嫉妬したのは、永井ゆうじくんですね。僕の手伝いにきてくれて、いい人でね。吹き出し小さいよとか説教してたのに、売れたらもう「どうもすみませんでした」って感じですよ。それから、ライバル視とは違うんですけど、曽山くんは天才で嫉妬とかなかったです。

▲2018年月刊コロコロコミック11月号で完結した永井ゆうじ先生の「100%パスカル先生」

沢田:曽山くんになると、「曽山先生」です。もう天才ですよ。
それから、村瀬くんになると職人肌って僕は感じましたね。ここに永井くんが入ると、コロコロでギャグマンガを目指そうって人は入ってきにくいのかな、と思うんです。

▲月刊コロコロコミックで連載中の曽山一寿先生の「なんと!でんぢゃらすじーさん」
▲月刊コロコロコミックで連載中の村瀬範行先生の「ケシカスくん」

——今の若いまんが家同士でライバル意識はあるのでしょうか?

のむら:そうは見えないですよね。

沢田:昔はもう少しライバル意識はありましたね。

のむら:まんが論で喧嘩になりましたからね。
けど、今は新年会とかでコロコロのまんが家さんたちと会うと、いい人ばっかりですよ。
おこがましいことなんですけど、僕は初代編集長の千葉さんにまんが賞を取った時にしんぼちゃんは才能じゃなくて人柄でとったから」と言われて、「僕才能ないのかよ!」ってなりましたね。

沢田:人柄の良さが才能ですよ。

のむら:それはお互いにですよ。

沢田:人柄だけで40年生きていけるのもすごいですよね。人柄って自分で言えないですもん。

のむら:だから、コロコロコミックのまんが家さんに今は嫉妬とかないんです。認め合える感じになっちゃう。

次回第4回は長期連載、まんが家生活を長く続けていく上で感じたことを語っていただきました。また沢田先生の『スーパーマリオくん』が続く理由を徹底解剖!

沢田ユキオ
昭和28年3月12日、大阪府に生まれる。昭和55年、「のってるヒーローくん」(徳間書店「テレビランド」)でデビュー。代表作「スーパーマリオくん」「オレだよ!ワリオだよ!!」(小学館)「スーパーマリオブラザーズ2」(徳間書店)ほか。
沢田ユキオ先生の最新作
『スーパーマリオくん 54』
■発売日:2018年12月28日(金)
■価格:454円+税
■公式サイト:https://www.shogakukan.co.jp/books/09142846
のむらしんぼ
昭和30年9月24日、北海道に生まれる。昭和53年、小学館新人コミック大賞入賞作「ケンカばんばん」(コロコロコミック)でデビュー。代表作「つるピカハゲ丸」「とどろけ!一番」ほか。昭和62年、「つるピカハゲ丸」で小学館漫画賞受賞。現在、大人のコロコロ「コロコロアニキ」にてコロコロを創った男たちの真実の物語を自らの半生と重ね合わせて描く「コロコロ創刊伝説」を連載中。
のむらしんぼ先生の最新作
『コロコロ創刊伝説 3』
■発売日:2018年3月30日(土)
■価格:583円+税
■公式サイト:https://www.shogakukan.co.jp/books/09142677

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