角満の『デジボク地球防衛軍』プレイ日記 第7回 切り込み隊長、呆然と立ち尽くす

無敵のスパルタブラザーβ君だが……!

 大晦日ですけど……ふつうに更新しますwww

 想像以上の大好評を博している(ホントだぞ!)この連載、“角満の『デジボク地球防衛軍』プレイ日記”だが……なんと早くも、開始から1週間が経過した。

 俺が『地球防衛軍』シリーズを遊ぶのはコレが初めての機会なので、ゲームのシステムやら約束事やらを勉強しつつ、まあ週に1、2回のペースで更新していけたらいいなぁ……なんて考えていたんだけど、蓋を開けたら発売以来ほぼ毎日記事を投下しているというねwww この、琴線に触れたゲームに出会ったときの瞬発力の高さだけは、数いるゲーム系ライターの中でも俺がナンバーワンだと思うわ(ドヤッ)。

 とはいえ、毎回毎回めちゃくちゃ長文の記事を書くのはあまりにもカロリーが高いので、もっとコンパクトにまとめたコラムにしていきたいと思うわ。

 そもそも、俺が“プレイ日記”というものを提唱し、ゲームで体験したあんなことやこんなことを記事にし始めたのは……もういまから20年も昔のことなんだけど(『みんなのGOLF オンライン』の日記が最初)、そのころは1本の記事が原稿用紙2枚程度のものだったんだよなーw つまり、いま俺が『あつ森』や『原神』で書いている記事の半分……ヘタしたら3分の1くらいの分量で文章を締め、

 「ふぅw 今日も書いた書いた(充実の表情)」

 と、大長編小説を書いたような気分で椅子にふんぞり返っていたのである。

 それが……。

 なんで毎日毎日、これほどの長文を書くようになってしまったんだろう(((( ;゚д゚)))

 誰でもない俺自身がその流れを作ってきてしまったわけだが、ぼちぼち当時の“コンパクトな日記”を思い出して、それに近づけていきたいと思っている!! そのほうが読みやすいしね!!

短くなりませんでしたw

 ……と、すでに当時の記事1本分くらいの無駄話を書いてしまい、暗雲が垂れ込めてきているわけだが(苦笑)。気にせず進めたいと思う。

 そう、我が軍の切り込み隊長、スパルタブラザーβ君がいかにスゴいかを書いていたんだよ。

 “ほぼ目の前のものしか攻撃できない”

 という、致命的とも思えるリーチの短さを誇るスパルタブラザーβ君だが、

 攻撃の出が速い!

 リロードのことを考えなくていい!!

 スペシャルもめちゃくちゃ強い!!!

 という利点が突出していたため、見事、レギュラーの1枠を獲得することに成功! いまもっとも頼れるリーダーとして大活躍していたのである。

 だって、↓こんな絶望的な状況でも、スパルタブラザーβ君は嬉々として敵の群れに突入できるんですよ?

 「わっはっはあ!!www 来いや来いや!!!www」

 巨大アリの大群を前にしても、まったくひるまずに斬り込む隊長。

 「わっはっはっはあ!!!www」

 「わっはっはっはああ!!www」

 てな感じで、地上戦においては無類の強さを発揮してくれるのである。

 そしてこれは、おそらく他の格闘系のキャラでも同じような立ち回りができるのだろう。オノレの肉体を武器に自分の何倍もあるエイリアンどもに立ち向かい、バッタバッタと薙ぎ捨てるように撃破しまくる脳筋戦士……。

 俺はもともと、RPGだろうがシューティングだろうが、難しいことを考えずに敵を蹴散らしまくれる脳筋系が大好きなので、スパルタブラザーβ君の立ち回りはそれに合致したのだと思う。まだゲームを始めたばかりだけど、

 「隊長だけは、不動のレギュラーとして使い続けるぞ^^ エンディングまで、スパルタブラザーβ君とは一心同体や^^ 彼を外すことは、一生考えられない^^^^

 そんなことまで考えるほど、スパルタブラザーβ君にゾッコンだったのである。

 ……そう、あのときまでは。

 その日もいつものメンバーで、何も考えずに戦場に出撃した。

 何も考えずに……と言っても、遠距離、飛行、格闘、オールマイティー系とひと通りそろえたパーティーにはなっているので、よっぽどのことがない限り臨機応変に対応できるはずだった。

 ……はずだったんだけど。

 そこに着いた途端、俺は↓こんな顔になった。

 ( ゚д゚)

 あまりにも無慈悲な、その光景……。

 な、なんやねんこいつら……(((( ;゚д゚))) こここ、こんな連中に、スパルタブラザーβ君はどう対応したら……(((( ;゚д゚)))

 その戦場を埋め尽くしていたのは……↓この方たちです(苦笑)。

 ぶ~~~ん……wwww

 ぷ~~~ん……wwww

 (((( ;゚д゚)))

 こここ、ここにいるヤツら、ぜぜぜ、全員……(((( ;゚д゚)))

 空を埋め尽くすスズメバチの大群を見上げながら、俺は喉も裂けよと絶叫した。

 「たたたt、隊長の剣、1ミリも届かねえぇぇぇええええ!!!!><」

 もうね、立ち尽くすしかなかったわ(苦笑)。

 (;゚Д゚)…………ど、どーすんの……

 けっきょく、このときの戦闘でスパルタブラザーβ君の出番は1秒たりともなく、足を引っ張りまくって隊長の地位から陥落^^;

 こういった悲劇をなくすためにも、

 出撃前に、ミッションの説明をちゃんと読もう!!!w

 ……しかし、ここまで書いてみて痛感する。

 「……俺には、短くまとめたプレイ日記は……無理だな(苦笑)

 続く!!w

 

大塚(おおつか) 角満(かどまん)
1971年9月17日生まれ。元週刊ファミ通副編集長、ファミ通コンテンツ企画編集部編集長。在職中からゲームエッセイを精力的に執筆する“サラリーマン作家”として活動し、2017年に独立。現在、ファミ通Appにて“大塚角満の熱血パズドラ部!”、ゲームエッセイブログ“角満GAMES”など複数の連載をこなしつつ、ゲームのシナリオや世界観設定も担当している。著書に『逆鱗日和』シリーズ、『熱血パズドラ部』シリーズ、『折れてたまるか!』シリーズなど多数。株式会社アクアミュール代表。

『ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍 EARTH DEFENSE FORCE: WORLD BROTHERS』公式サイト:
https://www.d3p.co.jp/edfwb/index.html

※ゲーム画面はNintendo Swicthソフト『ま~るい地球が四角くなった!? デジボク地球防衛軍』のものです。
© 2020 Nintendo

角満の『デジボク地球防衛軍』プレイ日記 バックナンバー
▲第1回
四角い地球を救うのだ!!
▲第2回
まずは、何をするべきなのか?
▲第3回
戦場のアレコレ
▲第4回
編成するときの基準とは?(1)
▲第5回
編成するときの基準とは?(2)
▲第6回
切り込み隊長“スパルタブラザーβくん”を紹介したい!